講義レポート

スタイルのある女性を目指して(前編)

「スタイル発見学」講義レポート

キャンパスライフ探究家の鈴木麻里子です。多角的な視点で自分らしいファッションスタイルを確立する「スタイル発見学」の講義レポート(前半)をお届けします。
今回の受講生は9名。この講義を受けるに至った思いは様々。「毎日の洋服選びが楽しくなく、お店に入ることすら億劫」「服は持ってるのに、着る服がない」「見せたい自分と見えている自分のギャップを埋めたい」など悩みはそれぞれですが「自分に似合うファッションを知りたい」のは、もちろん全員の共通点でした。ひとりひとり「スタイルのある女性」への一歩を探ります。

第1回目は、イントロダクションや自己紹介はもちろん、なりたい自分の内面を掘り下げるワークがありました。ただ外見だけでなく、最終的な目標は外見と内面を掛け合わせ、なりたい自分を外見からまず確立してしまうこと。少々意外でしたが、ここでビジョンを描いておくことは、のちのち大切なポイントになってきます。
特に面白かったのは、まだ言葉も交わさないうちに「相手の第一印象、チャームポイントを伝える」ワーク。全くの初対面で、自分の情報は純粋な外見だけ。そんな自分を相手はどう感じるのか、率直に付箋へ書いてもらいました。予想できたものもあれば「生まれて初めて言われた!」「本当の自分はそうではないのに!」というものまで。しかし、これが厳しいながら「印象」の事実なのです。
第2回目は、「ファッションタイプ」を発見すること。ファッションタイプとは、女性を大きく7つのタイプ(①ロマンティック②ラブリー③ソフトクラシック④カジュアル⑤クラシック⑥ハイファッション⑦ドラマティック)に分けたもの。自分がそのどこに属するのか、アクセサリーやテキスタイルを合わせて教授のお二人と受講生の計11名で診断していきます。
似合うと思うものに手を上げる多数決方式なのですが、似合うもの、そうでないものの差が歴然。これも客観的な意見なので納得せざるを得ません。しかし、大人っぽいクールな雰囲気に憧れていた人が、繊細で可愛らしいラブリータイプだったり、カジュアル好きな人が女性らしいラインの似合うロマンティックタイプだったりと本人にとってはショックな診断もあり、これを最終回までにいったん受け止め、自分に落とし込むことが出来るのか、首を傾げながらの第2回目でした。

 


関連情報:
・自分を解放する服
・グループワークでファッションスタイルを診断
・アクセサリーで、見た目をマネジメントする



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