講義レポート

自分の小さな変化に気づくことが、大きな変化につながる

2012.01.25

「未来を歩く姿勢学」キュレーターの賀来です。第二回目の講義の様子をお届けします。この日は小雨が降り、寒さが厳しい日でしたが、凛とした立ち姿の受講生のみなさんが笑顔で続々教室に集まってきてくれました。

【一週間の振り返り】
まずは、教授が考えてきた受講生のニックネームを発表！実は、前回の自己紹介時、「何て呼ばれたい？」との問いに、「教授に考えてもらいたい！」というリクエストがあったからなんです。そのニックネームの発表にワクワクしながら、受講生のみなさんがこの一週間をどのように過ごしてきたかをシェアしました。みなさん、信号待ちや会社のトイレといったスキマ時間にすかさずシリイチやお腹ペコペコ運動を取り入れておられた模様！「シリイチが楽になってきました」、「お尻が小さくなった気がします！」という、嬉しい変化があった方も。その変化に気づくことが、モチベーションを高めることにつながるのですね。

【立ち姿のクセ】
前回撮影した立ち姿(正面＆横)に、一人ひとり教授が”肩が前に出てしまっている”、”肩の高さが違う”など指摘ポイントを赤入れしてくれたプリントが配られました。こんな風に自分の立ち姿をこんなに細かくチェック、改善方法を伝授してもらう機会は貴重ですね。自分の立ち姿の他の受講生の立ち姿を見比べてみると、“同じクセがあるのに、そのクセをカバーする方法が人それぞれ違うため、姿勢の崩れ方もそれぞれ違っていた”ということもありました。同じように見える立ち方も、実は千差万別なんですね。

【歩き方を学ぶ】
素足とヒールでの歩き方は、使う筋肉が違うそう。まずは基本となる素足での歩き方を学びます。もちろん、歩く時もシリイチはキープ。教授から、女性らしい、足が長く見える正しい歩き方のポイントを教わります。白線の上に立ち、前を向いて、感覚を体に馴染ませるように、ひたすら歩く、歩く、歩く。みなさん真剣な表情です。「私、今までどうやって歩いていたっけ？」という声が聞こえるほど、自己流の歩き方と正しい歩き方は違います。学んだポイントを一週間かけて、自分の体に沁み込ませていきます。