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この2、3年で特に「ローカル」という言葉を耳にする機会が増えました。自由大学でもさまざまな視点から「ローカル」にかかわる講義を開講しています。そんな中、「なにがどう違うの?」という質問をよく聞かれるようになったので、現在募集中の講義4つを図にまとめ、それぞれをご紹介します。

「ローカル」で何かしたいと考えている方は、こちらを参考に講義を選んでみてくださいね。

図は「構想、実践」と「自分でつくる、仲間とつくる」の2軸でつくりました。

構想側は、多様な新しい視点を手に入れたり、アイディアや未来についてイメージを膨らませことにウェイトを置く講義です。実践側は講義中に実際になにかに取り組んだり、現地にフィールドワークに行ったりする講義です。

自分でつくる側はまず個人でどうするか考え、行動をすることに役立つ講義です。一方、仲間とつくる側は自分でゼロからつくるのではなく誰かのアイディアをサポートする前提でどう自分の力を発揮したらいいかや、チームづくりについて学ぶ講義です。

どれも必要な要素ではありますが、今の自分が一番好奇心が刺激されてワクワクするものをぜひ受講してみてください。複数の講義を受講すればされに深めていくこともできます。

コミュニティ・リレーション学:2月 9日(金)開講

「地域」や「コミュニティ」の中身は、そこに住む人たち‎一人一人の暮らしや働き、そして「関係性」の集積です。隣の人との関係が良ければ、色んなことがスムーズに動いていきます。人で考えると当たり前の「関係性」についての視点が、同じように地域やコミュニティという分野においても必要なはずです。コミュニティ・リレーション学は、「関係性」という視点からコミュニティや地域との関わりについて考え・実践していきます。

 

ハイローカルを創ろう:2月21日(水)開講

人々が心地良いなと感じる美しい地域を創り出すにはどのような仕組みが存在するのでしょうか? 自らの心地よさ(個性)を探求し、地域の持つ普遍性や希少性、現代のテクノロジーを取り入れながら、新しい暮らしを創り出す講義です。

 

未来を耕すダブルローカルライフ:2月21日(水)開講

デザイナーでもあり「未来を耕すダブルローカルライフ」の教授の後藤さん、池田さんご夫妻は、新潟の十日町と東京の清澄白河の2拠点に自身ローカルを持つ実践者です。その実践者たちと一緒に、自分の「小さな営み」を軸に、デザイン視点でどのようにそこの「まち」と関係性が築いていくかを学ぶ講義です。

 

地域とつながる仕事:2月28日(水)開講

「地域」とはいったい何を指すのでしょう?自分の資質を活かして仕事をつくるというと、いわゆる”起業”をイメージし、そこまで自分に強くやりたいことはない、と諦める人も多いと思います。世の中では、立派なリーダーとして自分の夢を実現する、みたいな話ばかりであまり語られませんが… 誰かの夢に相乗りするという生き方は、実はおすすめです。自己犠牲でもなく、想いが重なるところからスタートする仕事のはじまりかたを体感をもって学べます。



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