「小さな教室をひらく」卒業生 ゆんみさんは現在ろう児のためのオンライン英語教材制作にむけてクラウドファンディングに挑戦しています。ご自身も聴覚障害をもっているゆんみさん。どんな思いで今回のチャレンジに臨んだのでしょう。
聴覚障害者のための英語教材というのが日本にはほとんど無いことは意外と知られていません。ろう学校における、ろう者の英語の先生というのも圧倒的に少ないといわれています。そもそも日本にいながらアメリカ手話を身につけられる機会が本当に稀だという現状があるからです。 ゆんみさんの目指す理想的なバイリンガル英語とは、日本手話を介さずアメリカ手話をみてダイレクトに理解するというもの。また発信をするために、口話という口の動きを身につける必要があります。ろう者は聞こえないので正しい発音を発するのは難しいですが、英語発音の口の動きを行うことで、何を語っているのかが理解できます。
「アメリカではろう者が抱かえる社会問題を政治家任せ、社会任せにしないで、会社を興したり、手話やろう文化といったジャンルの教材を自分たちで作ったりしているんです。ろう者の問題が当事者にしか分からないのなら、自分で解決するしかないですよね」と語るゆんみさん。コミュニティとコミュニティをつなぐ大きな目標に向かって歩み出したゆんみさんを応援しています!
このプロジェクトでは、2015年11月19日23:59までに目標に到達した場合のみ、ファンディングが実行されます。 https://motion-gallery.net/projects/DeafEnglish?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=project_874_thank_facebook_feed