講義レポート

幸運期は舞台に上がるとき

「自分軸をつくる占い(初級)」講義レポート

こんにちは、「自分軸をつくる占い」キュレーターの小酒です。先日、第一回目の講義のレポートを行いましたが、早いものでもう第三回目までが終了しました。今回は第二回目の「西洋占星術」と第三回目の「手相」の回をレポートします。

さて、第二回目の「西洋占星術」ですが、私たちにとって最も身近な占いかもしれません。毎朝やっている占いランキングはもちろんのこと、雑誌の最後のページに必ずのように載っている「星占い」。何気なく接することが多い占いですが、実はとても奥が深い占いなのです。本講義では初級として、ホロスコープから自分がもっている10の星座を知り、自己分析を行っていきます。

普段、テレビなどの星占いで使われる星座は一つしかありませんが、実は私たちは生まれながらに10個の星座を持っています。よく目にする星占いで使っている星座は、「太陽星座」。自分の特徴を最も表している星座と言われています。太陽星座が表すのは「表の自分」。表があれば「裏の自分」もあり、仕事、恋愛、勝負のとき・・・、などなどシーンによって、10の星座を私たちは持っています。

シーンによって出てくる星座が違うことを知り、自分のパーソナリティを深堀りしていきます。そして、気になる運勢についても講義では触れています。たとえば、「12年に一度の幸運期」というのが西洋占星術の世界ではあります。今はちょうど牡羊座の方が幸運期。しかし幸運期だからと言って、何もしないでもいいことばかりが起きる、と思ったら大間違い。「幸運期は舞台に上がるときだと思ってください」と國武教授。幸運期に向けて準備してきた人だけが、幸運を享受することができるのだそうです。「舞台に上がる」とはスポットライトを浴び、勝負するということ。本番に備えて準備を重ね、思い切ってチカラを出せば、きっと喝采の拍手が待っていることでしょう。

そして、第四回は手相。もちろん、手相の観方を学んでいくのですが、この回は毎回、一人一人の手相の違いに本当に驚かされます。よく「普通、普通」と言うけれど、手相を見れば、ちゃんと一人一人に個性があることが一目瞭然。それは当然のことで、手相はその人の生きてきた証が残っているからなのです。そして、今の行動によって未来の手相がつくられているからなのです。

西洋占星術で使う、持って生まれた星は変えることができませんが、手相は、自分の行動によって変えることができる。それが面白いところです。本で「運命線が○○な人は・・・」と書かれていたりするけれど、一人で自分の手相だけを見ていては、自分がどれに該当するのかわかりにくいもの。この講義では人と比べながら、「私はこのタイプだ」ということを納得して進んでいくことができます。

生命線・感情線・頭脳線といった主要線は形状は違えど、すべての人にあるものですが、この3つ以外の財運線などの線は人によってはない場合も多いので、自分にはない線を観ることができるのも楽しいです。

授業の最後は全員で今日の手形を取ります。自由大学に来ている人の中には転機を迎えている人もたくさんいます。転機のときには手相も変わる。今このときの手相をしっかり記録しておき、自分のデータを貯めていくのです。


次回はいよいよ「タロット」について学びます。



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