個性的なパーティーづくりの表現を学ぶ「おうちパーティー学」。受講生みんなで意見を出し合いながらイメージを形にする最終回のパーティーは、いったいどんなものになったのでしょうか？　11期の最終講義の様子を受講生の佐竹尚己さんがレポートしてくださいました。（前編はこちら）

みんなの趣味や特技を持ち寄るおうちパーティー
11期のパーティーテーマはG.G.Partyとなりました。時はGWまっただなかの、まさに新緑眩しい季節のgreenの「G」。講座のご縁で出逢ったこの仲間みなさんとで、幸せを分け合うイメージのgatheringの「G」。コレとソレを掛け合わせて「G.G.Party（グリーン・ギャザリング・パーティー）」と銘打って見事に開催しました。

みんなの得意料理、趣味・特技を持ち寄ることで、当日は他に時間をかけることに集中し、見事な創作料理も完成しました。

途中には試行錯誤もあり、都度、多角的に視野を広げ、機転を利かせ、仲間と協力し合いながら完成まで入魂集中する場面もあり、ここでもこのパーティー学の真髄を見せられたような気がしました。

そしてこれも当日に着手したメインのミートローフ。メインは”ガッツリと肉”というのが希望の女子だけメンバー。この作品は「幸せのMEET(MEAT) LOAF」という名になりました。

持ち寄った料理が大変身！　盛り付けデザイン体験
そしてこれこそがライブ感だなぁと感激したのは、持ち寄ったみんなの得意を、それぞれのお皿に盛り付け、さらに飯野教授が即興で盛り付けデザインをご披露くださったこと。

するとそこは撮影会と化し、カット割りから盛り付けまでのポイントレクチャーもご教授いただけた場面となり、これは見ごたえがありました。飯野教授のあふれ出るような素晴らしい感性と、私たち受講生を心から受け入れて下さっている心の片鱗を見せて下さったことは感謝です。

全てが完成に導かれ、教授宅の大きなダイニングテーブル上にお料理が豪勢に並んだときは圧巻の一言。そして感無量の一言に尽きました。飯野教授はじめ11期のメンバーみんなの歓喜の溜息と輝く笑顔は記憶の宝物です。それはそれは楽しくて美味しくて。「幸せを分け合う」題名その名の通りのパーティーとなりました。

（text：「おうちパーティー学」キュレーター／有山百恵）