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クリエイティブチーム日記vol.61 「NY郊外の公園事情」小酒ちひろ

毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが日々のできごとを綴ります。

クリエイティブチーム日記は、毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが交代で書く日記。今週は小酒ちひろ@NYです。

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今回は私の住む街の公園事情を少し。娘が歩くようになり、俄然公園遊びが楽しくなってきました。公園というと大小さまざまありますが、代々木公園のような場所は別として、滑り台やブランコのあるような公園は、子育て前は縁遠くて、日本の公園はどうだったかというと、正直自分の子供のころの記憶をさかのぼるしかない。子供たちが公園で遊ぶ声を日本で聞いたのはいつだっけ。

今住んでいるNY郊外の街では、公園はもっとみんなのものという感じがします。そこはやはり土地がたくさんあるということが大きく、遊具のみという公園はほぼなく、小さな公園でもピクニックができるような芝生があったり、広めの余白にベンチがあったり、みんなが気持ちよく過ごせる場所になっています。さらに大きい公園に行くと、プールにバスケットコート、テニスコート、芝生もうんと広くて、サッカー教室をやっていたりして、スポーツをする環境の違いをまざまざと感じる。芝でサッカーの練習ができるなんて最高ですよね。男子だけじゃなくて、女子サッカーや女子フィールドホッケーの教室もあるみたいです。

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子供を公園に連れてくる人も様々。一番多いのはナニーさん。公園も図書館のベビー向けプログラムも付き添いはナニーさんであることがほとんど。NYでも日本同様、産後仕事を辞めてしまうと復職するのは難しく、キャリアを継続することを選択し、日中はナニーさんに預けるワーキングマザーが多いようです。ナニーさん以外にお父さんが子供を連れてくる光景も多々。片手で赤ちゃんにミルクをあげながら、もう片方の手で上の子の乗るブランコを押してと慣れたもんです。特に土曜日はお父さん率高し。

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公園の遊具も日本と違って、子供の年齢やレベルに合わせて、別れていることが多いです。これは安全性の面からもうれしいこと。滑り台は階段の間から子供が落ちないつくりになっていたり、ブランコもゴム製の足をスポッと入れるタイプで落ちる心配なし。遊具の下はウッドチップやタータンが敷かれていて、転んでも痛くないようになっています。

実際、子供が思いっきり遊べる環境は日本より充実しているように思います。遊具で遊ぶ子供、バスケットコートで走り回る少年、芝生でボールを追いかける少女。そして散歩や読書など思い思いの過ごし方を楽しむ大人たち。様々な年齢の人たちが様々な目的で集まる公園。街中でも日本よりキッズフレンドリーな雰囲気を感じるのは、身近にこうした公園があることも一因かもしれません。

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この3つはすべて同じ公園にあるもの。一番上が一番小さい子向け。
よく行く公園は今回あげた写真以外にも他にもまだまだ。ママチャリ代わりに車を使うのがアメリカらしいけど、公園の選択肢はとても多いです。



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