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クリエイティブチーム日記vol.33「手放すことの大切さ」増田早希子

毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが日々のできごとを綴ります

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クリエイティブチーム日記は、毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが交代で書く日記。今週は、増田早希子です。

 

会社を辞めてから、約4ヶ月。

ガーベラの花びらを1枚ずつ取りながら、会社を辞める、辞めない、辞める、辞めない、辞める・・・よし、辞める!うっし、辞めるぞ!!!と決意するものの、次の日会社に行くと、やっぱ無理ー!そんな勇気ない!無理無理!

そしてまたガーベラを取り出す・・・を繰り返していた、かつての2年間。

でも、いろんな方からたくさん背中を押してもらって、勇気をふりしぼって、昨年ついに会社を飛び出しました。

会社を辞めたと同時に手放したものと言えば、広くて綺麗な部屋に、お気に入りの車、楽しくて愛着のある職場、それから安定した収入と、安定した会社にいる安心感。

こうやって振り返るとなかなかすごいものを手放したな、と思います。

でも、これは全部手放すのが怖くて手放せなかったものだったんです。つまりは、手をグーにしていた状態。

でも思い切ってそれを全部手放して、手がパーになったらどうなったか?

本当に欲しかったものがどんどん手に入っている気がします。

それは、心が躍るような仕事だったり、自分がこれからやりたいことを語り合える仲間だったり、得意なことを活かせることでつく自信だったり、いろんな出会いから視野がぱっと広がることだったり。

会社を辞めて東京に引越してきて、部屋は古くて狭いし、移動は自転車になってしまったし、もちろん収入も以前より少ない。

でもそれは全部外側の条件であって、その代わりに手に入ったものは自分の内側を満たしてくれるものでした。

会社員の頃は自分の内側を満たす術なんて知らなくて、外側の条件を満たすこと=幸せって勘違いしていたなあと思います。

自分の心の声に耳を澄ませて、自分の内側を満たそうとすることが、自分のことを幸せにする第一歩なのかな、と思います。

もしも、以前の私のように花びらを1枚ずつ取っては捨て、取っては捨て、気が付いたらお花の残骸がこんもり、もうイヤー!という方がいたら、「手放したいけど手放せないもの」をまずはひとつ、手放してみてはいかがでしょうか。

思いもよらないものが手に入る・・・かも!

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そんなわけで、わたし、今日も元気に生きています。会社を辞めたからって、死にません。

と、昔の自分に言ってあげたい今日この頃なのでした。



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