講義情報

クリエイティブ都市学-北欧学

クリエイティブ都市学-北欧学

北欧のクリエイティビティをどうビジネスにしていくのか

世界と繋がる学部-circle世界と繋がる学部
クリエイティブ都市学-北欧学

講義について

豊かな暮らし

皆さん、「北欧」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?

国連が最近発表した「世界幸福度報告書」の「幸福度」のランキングで、常に北欧諸国が、上位にランクインしているように幸福度が高い国々としてイメージする方も多いのではないでしょうか。(1位:デンマーク、3位:アイスランド、4位:ノルウェー、5位:フィンランド、9位:スウェーデン※2016年現在)

この幸福度は、「幸福と答えた人がその国に均等にいるかどうか」という指標によるものです。実際の北欧諸国の人たちの暮らしは、単なる“幸福”というよりは“豊か”といった表現の方がしっくりくるのかもしれません。決して豪華ではないけれど、自分の趣味・嗜好に合わせた暮らしを自らが選択して作っています。それはライフスタイルだけでなくワークスタイルにも通ずることなのかもしれません。現地の人たちは「生きるために働くのか」「働くために生きるのか」そのどちらを大切にしているのか、そんなことを講義で考えていきたいと思っています。

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小さい組織はメリットなのか?デメリットなのか?

今期の「クリエイティブ都市学ー北欧学」では、人間的な”いい”関係性(Human Relations)、”いい”つながりをもった少数精鋭のビジネスについて探求していきます。それは、クラフト的な働き方とも言い換えられるかもしれません。

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コペンハーゲンのクリエイティブエージェンシー e-Typesのオフィス

福祉国家、オーロラ、サンタクロースといった分かりやすいイメージが浸透している「北欧」のイメージですが、企業でいうと、マリメッコ、IKEA、レゴ、Flying Tiger、H&M、自動車のボルボやサーブ、テクノロジーでいうとskypeやspotify、といった企業がベンチャーから立ち上がり、世界的な影響力を持ったブランドへと成長をしてきました。

大企業のプレゼンスもさることながら、近年だと、デンマークの首都コペンハーゲンに店舗を持つnomaというレストランが世界一のレストランに選出され、体験として食を楽しむ「ニューノルディッククイズィーン」という新しいカテゴリーのレストランが北欧エリアでたくさん増えるきっかけとなりました。
この世界的な“食とデザイン”の関係性を問う、さきがけの役割を果たしてきたnomaに追いつけ追い越せの如く、コペンハーゲンでは”食”に関するムーブメントが起こり、食の起業家たちがコペンハーゲンを目指し、さらなるコラボレーションが生まれる状況ができています。
また1Fがカフェで2Fが一組だけが泊まれるホテルというコンセプトのCentral Hotel&Cafeなども、プロデューサーの強いコンセプトとデザイナーのクリエイティビティーにより、狭くて小さい敷地という制約を味方につけて世界的にクールな場所として人気を博しています。
このような規模や組織が小さいけれど、社会に対する影響力や高いプレゼンスは、どのようなクリエイティブな発想や考え方、そして世界的なつながりに基づくものなのか探求していきます。

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クリエイティビティのある環境

北欧諸国を旅していると美味しいコーヒーが飲めるカフェや料理が楽しめるレストランがいたるところにあり、インスピレーションを刺激してくれる大自然も都市の近くにあることに気づかされます。また人を集めるマーケットなどもいたるところで開催されます。そしてそういった環境で、暮らす人々の洗練されたライフスタイルやワークスタイルを目にすることが出来ます。

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よくよく考えてみると、都市を作っているのも人だし、そこで暮らすのも人です。

新しいアイデアを形にし、これからの社会を牽引していくクリエイティブクラスという人々が北欧の都市に多いことも有名な話で、彼ら彼女らの行動がそこで暮らす都市そのものを面白くかつエキサイティングに変化させていっています。

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アート、デザイン、コーヒー、食、自転車、グリーンな環境と情報発信、クリエイティブクラスを生み出す要因は何なのか?自由大学ではライフスタイルから影響力、そしてクリエイティブ都市論を展開し、そのヒントを世界有数のクリエイティブ都市の数々に学びます。

この講義では、毎回北欧に関わる多様な方をゲストとして迎えます。都市のあり方や働き方、暮らし方などを議論し、相反する考えを乗り越え、新しい事を生み出そうとするクリエイティブな思考を持って、未来を作る姿勢を探求します。

北欧からのゲストを呼んでいるので、日程・カリキュラムの入れ替え、変更などが発生する場合があります。

(第2期募集開始日:2016年10月11日)

こんな方が対象です

・北欧のスモールビジネスを學び、いいつながりをもった商いを起こしてみたい人

・北欧のクリエイティブマインドを仕事に活かしてみたい人

・北欧のクリエイティビティーやプレゼンスを探求したい人

・様々な観点から都市について学んでみたい人


講義計画

第1回

クリエイティブマインド、クリエイティブクラス、クリエイティブ都市とは?

創造的で革新的な知的労働者クリエイティブクラスが次々と生まれている都市はどのようなところなのか都市のクリエイティビティについて、コペンハーゲン、ストックホルム、ポートランド、ロンドン、パリ、ニューヨークなどの世界各国を旅している黒崎輝男さんとディスカッションしながら考えていきます。

第2回

アイデアを世界に広げる

世間で「クラフト」という言葉を目にしたり、耳にしたりすることが多くなってきました。
何かものづくりしていることだけが「クラフトマンシップ」なのでしょうか。
一つの事業が成功すれば、それでもうおしまいなのか。
では、なぜ事業を行なっているのか。
クラフトの心を持ちながらも、さらなる展開を目論むT-Michaelをゲストに、その本質に迫ります。

第3回

クリエイティブワークショップ

世界有数のアントレプレナー(起業家)のためのスクールでもあるデンマークKAOS PILOT
そのKAOS PILOTを卒業し、デザインギフトペーパーブランド「Kulawrap」を立ち上げたCathrine Gro Frederiksenをゲストに迎え、KAOS PILOTのクリエイティブワークショップを行ない、これからのアクションについて考えていきます。

第4回

アートとデザインを伝える

北欧といえば、「北欧デザイン」をイメージする人も多いのではないでしょうか。
フィンランドの首都ヘルシンキでヴィンテージ家具や食器のバイヤーを経て、現地デザイナーのデザインを使ったテキスタイルブランドKAUNISTEを立ち上げた原田さんから、自分のストロングポイントを活かした起業について話してもらい、自分の想いや考えと対比していきます。

第5回

クラフト的なビジネス

何かを起こす時のきっかけの発見からインスピレーションを元にビジネスをどのように発展させているのかについて北欧からのスペシャルゲストの話や事例からこれからのクラフト的ないい関係の働き方やビジネスについて探求・発表をしていきます。

松井明洋(MAT.)

キュレーター

松井明洋(MAT.)

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岩井謙介

キュレーター

岩井謙介

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ゲスト

黒崎輝男

自由大学 創立者

黒崎輝男

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松井明洋(MAT.)

キュレーター

松井明洋(MAT.)

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岩井謙介

ディレクター

岩井謙介

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T-Michael

T-Michael / Norwegian Rain

T-Michael

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Cathrine Gro Frederiksen

co-founder of Kula

Cathrine Gro Frederiksen

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原田 浩行

KAUNISTE共同代表 / Nordic Index 株式会社代表

原田 浩行

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スケジュール

講義名
クリエイティブ都市学-北欧学
日程

第1回:10月22日(土)17:30-19:00

第2回:10月29日(土)11:00-12:30

第3回:11月3日(木・祝日)10:30-12:00

第4回:11月3日(木・祝日)13:30-15:00

第5回:11月3日(木・祝日)15:30 -17:00

定員
20人
申込締切日
10月20日(木)
授業料
36,000円 (北欧からのゲストを呼んでいるので、日程・カリキュラムの入れ替え、変更などが発生する場合があります。)(税込)
キャンパス

表参道 COMMUNE 246キャンパス

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