講義レポート

テーマのあるおうちパーティー 準備編

「おうちパーティー学」講義レポート

キャンパスライフ探究家の鈴木麻里子です。先日開催された、おうちパーティー学2期の最終回にお邪魔してきました。今回は私の目線でレポートしてみます。

今回の実践おうちパーティーのテーマは「ごはんdeオリンピック」。14名の受講生がパーティーグッズ班、料理飲物持ち寄り企画班、料理デザート作り班の3班に分かれ、パーティーを盛り上げる様々な工夫が凝らされていました。13時スタートに向け、11時頃から料理デザート作り班の準備が既にスタートしていました。

キッシュ・パスタ・クッキーを手作りで用意するという「その場で作る」ことをパーティーのコンテンツにした試み。パスタはオリンピック五輪をイメージした青のり、黒ごま、プレーン、紫芋パウダー、パプリカパウダーで5色のパスタを用意。ソースも5種類つくるというこだわりよう。まさに今回の企画のメインとなりました。

生地を練り、マシーンで伸ばし、乾かして製麺するという本格さ。雨の中、この重たいパスタマシーンを2台も用意してくださったことを考えると、さらに美味しく感じました。

クッキーにもアイディアが。五輪にちなんだハトの形のクッキー型、実は受講生の方の手作り。目をストローで開けて何とも食べてしまうのがもったいない可愛いクッキーが出来ました。
12時頃から徐々に他班メンバーも揃いはじめました。作業が終わったところから、徐々に片付け、盛り付けを並行して行っていく。おうちという場所は、使えるスペース・ものに限りがあります。その中で、どのように動けばスムーズにパーティーが進み、それぞれの役割で動くことができるのかを考えることが非常に大切だと感じました。準備が続く中、講義の3回目のゲスト講師だったけんたろうさんがいらしゃいました。

けんたろうさんも1品大根のピンチョスを用意して下さいました。こちらもオリンピックにロンドンの頭文字”L”字型に並べ、5種類のトッピングを施す細やかさ。
持ち寄り班は、けんたろうさんや飯野さんにアドバイスを頂きながらセッティングを行うという貴重な体験ができました。テーブルにただ並べるのではなく、高さを出すことでまたぐっとテーブルが華やかになります。100円均一で買ったお皿やカップを耐震用のゲルで固定させたタワーを作ったり、ワイングラスを逆さにしたものの上に乗せたり。何も高級で立派なものを買う必要はないのですね。他にも、葉を一枚添える、サンドイッチをバスケットに入れる、野菜も立てて置いてみるなど一工夫でこんなにも様になるのか、と使えるアイディアが満載でした。

セッティングが終わり写真撮影。お料理を撮る時は、お皿の周りの余白にも気を配ると美しい写真になるそうです。次回は、パーティーの模様をレポートします。

 



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