講義レポート

人は見た目で判断している?

「なりたい自分になる〜顔学〜」講義レポート

こんにちは、学長で「なりたい自分になる〜顔学〜」キュレーターの和泉里佳です。1年ぶりに開講した顔学。思い込みから解放されると、人は自由になります。カラー・スキンケア・メイクのワークショップを通して自分の魅力を再発見し、まずは顔から「なりたい自分」を獲得していこうという顔学、その様子をレポートします。

まず初回は、ゲストにELLE onlineのファッションエディターとしても活躍され、今は一般社団法人ランガールの代表をしていらっしゃる影山桐子さんをゲストにお迎えし、「なりたい自分」と「顔」について考えました。


まず第一印象の話。
「人を見た目で判断してはいけません」子どもの頃からそう言われて育った人も多いのでは?でも残念なことに人は見た目で判断する生きものなのです、という衝撃的事実からスタート。メラビアンの法則によると、人の第一印象をつくる要因は、55%=見た目、38%=声や話し方、7%=話の内容、という興味深いデータも。しかもその見た目は、主に顔の印象で形作られるというお話もありました。

そして顔の話。
セレブたちのブレイク前とブレイクした後のスナップ写真を比較。全く別人のような2つの写真を見比べながら、同じ顔のパーツでもこんなにも印象が激変する要因は何か?をみんなで考えました。

表情が顔をつくる?
影山さんからファッションエディター時代に出会った読者モデルの話。彼女はとても可愛らしいのに何度やっても上手く笑えなかったのだそう。その理由を探っていくと、彼女は毎日1日中PCに向かって無表情で仕事をしているので、顔の筋肉の動かし方を忘れてしまっていることが発覚。なんと筋肉は形状記憶するので、顔は動かさないと固まってしまうのです。職業によるあるべき姿からも、顔というのはつくられていくのかもしれません。

なりたい自分とやりたいこと。
影山さんは、「女の子が楽しいマラソン大会をつくりたい」というひとつのつぶやきから多くの人を巻き込み、東京都や大企業までも味方につけ、たった7ヶ月で「ランガール★ナイト」というイベントの実現までもっていった、まさに夢を自分で叶えた人。その経緯や行動のモチベーションについて聞いていきました。影山さんが、やりたいことを実現していく中で、輝きを増し、ご自身が取材されることも増えてきたそうです。自分が周りをつくるし、周りが自分をつくるのですね。

影山さんのトークは、ワクワクする内容はもちろん話し方からも人柄がにじみ出ていて、まさに人を巻き込む魅力溢れる人。この話から早速、翌日にはランガールデビューしてしまった受講生もいるほど。

髪型を冒険したり、ファッションやメイク、ネイルなど少し変えるだけで、いろいろな発見があるし、人にほめられたり毎日が楽しくなるので、時には思い切って冒険してみると新しい世界が広がっていたりして面白いですね、という冒険の話も出て、次回からのカラーとスキンケア、メイクに向けた意志を固めた初回講義でした。

■カラーとスキンケアのレポートはこちら>> 自分の本当の肌色を知り、本当の肌を知る。



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