個性的なパーティーづくりの表現を学ぶ「おうちパーティー学」。第8期は、はじめての休日集中講義でした。その様子を、受講生の前田真実さんがレポートしてくださいました。
特別じゃなくてもできるおもてなしのコツ
おうちパーティー学の初回。お昼ごはんに自分でランチプレートを盛り付けました。
この日のメニューは、教授の飯野さんが用意して下さったフルーツに、ドライフルーツのたっぷり入ったカンパーニュ、3日前から仕込んでじっくり味のしみ込んだ特製のラタトゥイユ、そしてオリジナルスパイスのチャイゼリー。それらを、好きに切ったり、持ち寄ったパーティーグッズを使って飾り付けました。できあがった全員のプレートを並べて感動。
全く同じ材料を使っているにも関わらず、個性溢れる華やかなランチとなったのです。それまで、ついつい難しく考えていたおうちパーティーへのハードルが、ぐぐっと下がったこの瞬間。「大切なのはちょっとの工夫」なのだと実践で気付かされました。
まさかのアクシデント!どうなる8期生??
史上最高の暑さを記録した今年の夏。今回は通常5回で行う内容を3日間で修了する短期集中講座だったにも関わらず、2日目の第3回、第4回目の講義に、11人中なんと(私を含め)4人が体調不良などでお休みするというアクシデントがありました。
この日はパーティーの全ての内容を決め、次回はパーティー本番だったので、大事な部分に参加できなかったことが非常に悔やまれましたし、正直ついていけるか不安でした…。
しかし、結果はご覧の通り。抜群のチームワークとFacebookを使ったメッセージのやりとりで見事にカバーし、想像以上に大・大・大成功!みんなの団結力で素晴らしいパーティーを作り上げることができました。
まずは、苦手意識を捨てること
講義を受講して一番の収穫は、なによりもこの成功体験だと思います。私をはじめ、今回の講義を受講したみんなは、「おうちで素敵なパーティーができたらいいな」と思っている普通の人たち。プロフェッショナルじゃない私たちが、ゼロから工夫しておうちパーティーを作り上げられたことは、大きな自信につながりました。
実はこの講義を受講するまで「空間デザインや盛り付けが苦手」だと思い込んでいました。けれど、パーティーが終わった後みんなから「盛り付けのアイディアで困った時、Maeちゃんに聞いて助かったよ!」と言ってもらったのです。「え~っ!私は盛り付け苦手だから、むしろ私こそ、センスのいいみんなに助けてもらってたんだよ!」と驚いたら、みんなも驚いていました(笑)。
それぞれのスペシャリティを活かして、良い意味で人に頼ること。お互いの人柄や良さを引き出しあったのが功を奏し、全員が実力以上の成果を出せたようでした。飯野先生もおっしゃっていましたが上達のコツは「苦手意識を捨てること」。そして、とにかく「楽しんでやる」ということにあったようです。
さぁ、パーティーのはじまり、はじまり
「おうちパーティー学」の本当のゴールは、この講義が終わった後に行う自分のパーティー。私は、さっそく秋にピクニックパーティーを計画中です。今回の経験を自信に、大好きな人を呼んで、クリエイティブで素敵なおうちパーティーを楽しみたいと思います。