講義レポート

季節のパーティーをつくる〜2012年クリスマス

「おうちパーティー学」講義レポート

おうちパーティーの醍醐味ともいえる ”季節のパーティー” をつくった第5期『おうちパーティー学』の様子をアシスタントとして参加した有山百恵さんがレポートしてくださいました。

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<みんなのクリスマスをイメージしてメニューや演出を考える最終講義>
12月某日、飯野教授宅。今回のパーティテーマは「クリスマス」赤、緑、白の素敵な空間演出とメニューで組立てた最終講義となりました。今回は、盛り付けを華やかにする野菜やフルーツの飾り切り、アイデアメニューとして「チーズフォンデュ」「アヒージョ」「トルテリーニ」、クリスマスにちなんだ色や形を意識した「リースサラダ」や「ツリーパンケーキ」「チョコレートでできたお菓子の家」そして、なんと言っても一度やってみたかった「チキンの丸焼き」にチャレンジしました。講義では「パーティー表現」のヒントを学びながら、最終講義のパーティーに向け「こんなことがしてみたい」とか、「本で見つけたこんな料理をつくってみたい」など、みんなのアイデアを持ち寄ります。ディスカッションしながらだんだんと具体的なイメージをみんなで共有してゆきます。

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<パーティーのアイデアは型にはまったものではなく自由なもの>
第3回目の講義で実施した盛り付けデザインの回ではみんなで同じ野菜を同じお皿を用意して一斉に盛りつけていくのですが、そこでは同じ材料とは思えないほど、個性豊かでユニークなお皿が出来上がります。この回では、まるでキャンパスに画を描くようにお皿に盛り付けをしてゆきます。時に思いもつかないような他の人の盛り付け方法に驚くこともあります。おうちパーティー学では、集まった受講生の個性や経験が「自分らしい表現」となり、他のメンバーの表現と融合して「唯一無二のパーティーアイデア」が出来上がっていくのです。同じテーマだとしてもひとつとして同じパーティーにはならないのは、その日そこに集まった人々だからこそできる偶発的なアドリブもその空間を飾るとても重要な要素になるからです。

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<おうちパーティーに必要なのは自分を知り、おもてなしの心を育てること>
おうちパーティーに必要なのは、料理ができるできないはではなく、「何をしたいか」「誰に喜んでもらいたいか」などの具体的なイメージを自分の中に持つことと、それを実現させるための優先順位を学ぶことにあります。教授からの学ぶ「パーティー表現」のヒントだけでなく、自分らしさに他の人の表現などを掛け合わせていくことで、知らなかった自分の好みや、美的感覚を発見し、それを積み重ねていくことで自分の中の「おもてなしの心」を育てていくことができるのだと思います。

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女性ならではの可愛くて素敵なパーティーになった今回のクリスマスおうちパーティー。これからも素敵なおうちパーティーの輪が広がってゆきそうな予感です。

次回、第6期は来年1月31日から開講予定、そして昼クラスも2月1日からこちらは開講決定しています。これからも様々な人との出会いで個性的なパーティーを作り上げていくのが楽しみです。Let’s Party!



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