講義レポート

姿勢学は人生の選択

「オトコの姿勢学」講義レポート

禅の言葉に『形直影端(かたちなおければかげただし)』があります。
「身体の姿勢が美しければ、その影も自然と美しくなる」という意味です。影はその人の心を表し、所作や振舞いの美しい人は、映し出される心の影も美しいと言われています。

2016年の春に頚椎椎間板ヘルニアを患い、仕事を辞めた折に見つけたのが「オトコの姿勢学」です。この講義に興味を持つ人は、姿勢や印象の改善を考え、今よりもっと良い生き方を求めているのではないでしょうか。
自分も同じです、今より「まし」になりたいと思ったからです。
この講義をきっかけに変わることを決意したからです。

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講義は大きく分けて前半と後半の2種類です。
前半は立ち姿勢と座り姿勢の測定をし、数値から体の負担を知ります。理論を身につけ、「なぜ体に痛みが出るのか」「どうして姿勢で印象が変わるのか」、なぜ?どうして?を解きました。
後半は歩きを通
して自身を知ることでした。内面を掘り下げ、「なりたい自分」をイメージすることでした。
外面(姿)と内面(心)は一つです。姿、または心の変化、どちらが先になっても印象に変化がついてきます。

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「歩き」はその両方を見つめる時間でした。人生の岐路、と言ってしまうと大袈裟に聞こえてしまうでしょうか。
しかし「オトコの姿勢学」の1期生たちは最終講義の後、自分たちですらビックリするほど澄み切った笑顔をしていました。心身の変化があったからこそ、驚きがあり喜びがあり感動があったのだと思います。

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ちなみに自身の「なりたい自分」は、「良く生きる」でした。
これは今後も継続して「姿と心」両方の美しさを育てなければ成り立ちません。
姿勢学は人生に心身の豊かさをくれた最良の選択となりました。

ありがとうございました。

 

「オトコの姿勢学」第1期卒業生 ともりん



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