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クリエイティブチーム日記vol.69 「自由大学のアジア進出!?」岡島悦代

毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが日々のできごとを綴ります

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クリエイティブチーム日記は、毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが交代で書く日記。今週は岡島悦代です。

今年は自由大学へ視察が多くありました。外国人観光客の方がCOMMUNE246にふらっと遊びに来たとき、たまたま自由大学を見つけて「ここは何の場所?」と聞かれて説明するような事がよくあります。「學びたい、と思ったことを講義化して自由に學ぶ場所です。」と説明すると、だいたいびっくりされます。ある人はFreethinkingと言いましたが、自由な発想で物を考え、自由に発言できる私達の環境は恵まれているのでしょう。時と場所によってはFreethinker(自由思想家)は危険な人物と認識される場合がありますから。

特に中国語圏の方からの訪問が多いのです。おそらく引き金になったのは、今年の1月に台北で創立者のファウンダーである黒崎さんがFubon Art Foundationが主宰する学びの場、富邦藝講堂に招かれてIDÉE 時代のお話や、COMMUNE246のこと、自由大学で學びの状況をどのようにつくっているのか、などをお話されました。私も同行させてもらったのですが、会場に集まった人たちの熱気が渦巻いていました。時はちょうど台湾総統選挙前。この登壇をオーガナイズしてくれた若いスタッフは「実家にとんぼ返りして投票するんだ!」と意気揚々でした。

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台北のトークセッションにて。左:黒崎輝男氏

7月と10月には、シンガポールからMCCY (Ministry of Culture, Community and Youth)という政府機関の方々が訪問してくれました。シンガポールは移民が多く、若い層の文化的アイデンティティをどのように築くのかが課題だそうです。2回目の訪問時は、MCYYの大臣も若いスタッフと共に訪問して下さいました。

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シンガポールのMCCY のご一行様と

その他には、中国の成都や北京で学びの場を運営している方々が訪問してくれました。中には「中国語の講義はないの?」とアグレッシブに提案されたことも。自由大学のサイトもそろそろ英語ページを作りたいなあ、と思っているのでいろいろな言語が得意なバイリンガルの方、ご連絡待ってます!

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台中にある国立台中科技大学のご一行様



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