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クリエイティブチーム日記vol.80「状況を創る要素」岩井謙介

毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが日々のできごとを綴ります

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最近は自由大学内外で、様々なイベントや状況を企画して作っています。数をこなしているうちに上手く回って自分たちが想像もしなかった状況を作れる場合と、そうでない場合の違いがなんとなく分かってきます。
「コンテンツ」「空間」「情報」という観点で振り返ってみると、どこかが足りなかったり、どこかが吐出し過ぎてしまい上手くバランスが取れなくなってしまったときに、イマイチな感じになってきます。つまり、この3つが特に大事なポイントになってきます。

まずはじめに参加する方たちがそのイベントに期待するのは、「コンテンツ」です。誰がどんな話をするのかや、そのコンテンツが指し示す問題提起や課題が共感できるときに、はじめて行ってみたいな、体験してみたいなという気持ちになるのだと思います。

そして、実際に足を運んだ時の状況の「空間」の良さも大事です。良さといってもただ単に、お洒落でかっこいいものであればいいというわけではありません。「コンテンツ」の内容とフィットした「空間」創りが、そのコンテンツの旨味を引き出していきます。

最後は「情報」です。少し前の2010年代の前半とかだと、とにかく拡散!といった感じだった気がします。けれど、最近特に感じるのはみんなが拡散しているので、伝えたい情報が拡散の嵐の中に埋もれてしまうということです。ですので、最近は1対1のコミュニケーションで「情報」を拡散していくように心がけています。少し手間にはなりますが、心を込めてやってみるとその影響力の違いが分かるはずです。

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3月25日(土)に開催したNordic Loungeの模様

 これら、3つのポイントを最大限に引き上げようと資金を投入するのも一つの手ですが、資金がない中、どうやってこの3つのポイントを最高のレベルまで引っ張っていけるかがクリエイティビティを発揮できる環境なのでしょうね。


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