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クリエイティブチーム日記vol.50「遊びからはじまる、自分ごと」佐藤大智

毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが日々のできごとを綴ります

クリエイティブチーム日記

クリエイティブチーム日記は、毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが交代で書く日記。今週は、佐藤大智です。

 

「大智くん、楽しそうだね」と言われることが最近多い気がしています。もちろん楽しいのですが、実感以上に身の周りの人や久しぶりに会う友達にそう言われるので、なぜそう言われるのか、どんな要因なのか不思議に思えてきて考えてみました。楽しさとは何か、充実とは何か。僕の個人的な行動なので、興味のない方が多いかもしれませんが、最近つまらない人や、夏を思いっきり楽しみたい人の参考に少しでもなればと思い、書きたいと思います。(こんな要素を入れたらもっと楽しいよ!というのがあれば、ぜひ教えてください!)

考えてみた結果、その要素は「遊び」と「主体性」なのではないかと思いました。小学生のころ、朝5時に起きてゲームをして、6時になったら母親を起こし、早く朝ごはんが食べたいので準備を手伝っていました。中学生のころ、理科がおもしろくてもっと知りたくなって図書館へ行き化学や生物、物理の本を借りて読んでいました。大学生になったら、朝5時に起きて自転車で筑波山を登って降りて50km以上走ってから、自宅から徒歩3分の大学へ行く生活を毎日のようにしていました。

子供のころは、お金をもらえるかどうか、上司に指示されたからなどの理由ではなく、鬼ごっこやかくれんぼをしていたと思います。今でも子供の頃のように楽しくて楽しくて遊びのようにそれを喜んでやりたいか。次の日、それが楽しみでワクワクするか。早起きしてそれを真っ先にやりたいか。1日の中でそういうことの比重を増やしていくと楽しくなっていくのだと思います。お金のため、上司の指示ために動いているのであれば、それはお金のための人生、上司のための人生になっているかもしれません。

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仕事を変えることはすぐにはできませんが、休日の過ごし方はすぐ変えることができます。休日に自分がやりたいことをやりたいように思いっきり遊んでみることを僕はオススメしたいと思います。自分の興味、探究心、喜びの源が何か気づくきっかけにもなります。また、大きな会社で働いていると、自分がやっている仕事の影響が感じにくいかもしれません。遊びの中で、自分の手で実際に何かをすること、コントロールすることは人生の舵を握っている実感や充実感につながる気がします。

最近だと僕は「Hop and Run」というイベントを個人的に開く遊びをしました。ビールを飲んで、走って、ビールを飲んで、走って、ビールを飲むイベントです。子供のころと変わったことは友達と遊ぶだけでなく、知らない人も巻きこむようになったことです。Facebookでイベントページを作ったところ1000人以上が興味を示してくれました。

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イベントはイベント会社だけが開くものでもなく、参加者になるだけのものでもなく、その間レイヤーでも楽しむことができます。運営は友達と行いました。完璧な運営ではないかもしれませんが、むしろ運営と参加者の境目が曖昧で関わる余白もあって、全員でつくるイベントの様になりました。今は、Facebookで簡単にイベントページを作ったり告知することができるし、peatixで事前決済をすればノーリスクで行えます。あとはやるかどうかだけ。

自分の中から湧き出るものを源に遊び、自分ごとになっていく。そんな自分由来の行動が増えたら、自分も、社会も良くなるとなるのではないかと考えています。その遊びに、「学び」の要素も加わったら講義になるかもしれません。仕事になるかもしれません。ムーブメントになるかもしれません。イベントに限ったことではなく、遊ぶようにいろんなことが立ち上がっていって、みんながおもしろいことをどんどんやって、おもしろいことがたくさんある状況になったらいいなと思っています。



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