クリエイティブチーム日記は、毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが交代で書く日記。今週は、増田早希子です。

キュレーターを務めた「魅せる！映像学」の第1期が、先日最終回を迎えました。教授の齋藤汐里さんと、一から一緒に作った初めての講義。

と言ってもキュレーターって一体どんな存在で、何ができるのか？毎回手探りで、正解なんてないから自分なりにベストを探す日々。でもやっぱりそれが甘くて、しおりさんとは何度も話し合い・・・。

久しぶりにちゃんと人とぶつかって、落ち込んだり落ち込んだりでも最後にはちょっと笑ったりしながら過ごしたここ最近でした。なんだか人間らしいよね。

こういう感覚は会社員だった頃にあまりなかったなーと思います。大きな船に乗って、それはそれで楽しいし大変なこともあるんだけど、生きてる実感がちょっと薄かった。

でも今は、小舟で自分の手でオールを漕いでる感じ。大変だけど、見える景色とか、感じるものとか、汗とか、そういうものをダイレクトに感じられる日々でした。泥臭いし傷付いたりもするけど、なんというか、生きてるなあって思います。

そして教授のしおりさんには本当にたくさん刺激をもらいました。こういう友人に出会えたのも、きっと自分が変わったから。勇気を出して自分を変えると、一番変わるものが周りの人だなって本当に思います。

そしてその周りの人に引き上げられて、また違うところへ連れていってもらっている気がします。まだまだ未熟者ですが、いろんな人に刺激をもらいながら成長していきたいです。

そして、映像学の最終発表では「旅」というテーマで3分間の映像を作ってもらったのですが、受講生全員が事前課題からは比にならないくらい成長しまして、これが本当に素晴らしい！！！のです。もう感動でした・・・。

全員の映像を紹介したいところですが、個人的に一番心を打たれた、疋田哲也さんの映像をご紹介。

疋田さんは音楽も自分で作って付けてるのですが、この音楽もまた素敵なのです。

疋田さんの映像から学んだのは、綺麗に上手に作ろうとすることももちろん大事なのですが、ありのままの自分を出して、正直な自分のままで伝えるメッセージの方がより心に響くということ。

それは人でも同じで、人間だからいいところもあればダメなところもカッコ悪いところもたくさんあるけど、なにごとも正直に、そのままの自分を受け入れて、その自分をどう生かして生きていくかが大事だなあと。

それは勇気がいることでもあり、まだまだだなーと気付かされました。

とにかく何かを作ると気付くことがたくさんありますね。

受講生全員の作品は「魅せる！映像学youtubeチャンネル」で視聴できますので、ぜひご覧ください！それぞれの伝えたいメッセージが伝わってくる映像ばかりです。

受講生のみなさんにも楽しんでもらえたようで、開講までこぎつけられて本当によかったです。

そして「魅せる！映像学」は現在第2期募集中です。映像制作のイロハを身に付けたい方、お申込みお待ちしています！