クリエイティブチーム日記 毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが交代で書く日記。今週は、花村えみです。先週末は和泉里佳さんと娘サラちゃんと3人で尾道自由大学へ行ってきました。
尾道についてまず驚いたのは、商店街を歩いてまわっていると、道行く人やお店のおばちゃんが人懐っこい笑顔でいろいろと声をかけてくれたり、温かく世話をやいてくれたりするんです。彼らのホームにひきこんでくれるかんじ。こっちもそれを驚きながらも求めていたりで、初めて来た気がしない何とも温かい街なのです。
たしかに尾道は昔から造船業が発達していて海運業でも要の地。だからいろんな物と一緒に人が入ってくる。商人、文化人、そして旅人…いろんなバックグラウンドの人を受け入れることに慣れている風土なのではなんでしょうね。そんな街だからこそ人が人を呼んでモノゴトが生まれるわけです。
さてさて尾道自由大学は2013年7月にディスカバーリンクせとうちと自由大学が連携して、尾道と東京両方の良さを活かした学びの場としてスタートしました。
尾道自由大学のウェブページをみると東京の自由大学とは違う講義がたくさん。いま尾道自由大学では地元尾道、広島、瀬戸内の島々から魅力的な教授がさらにあつまり地元発の講義で賑わっています。東京でも活躍の教授がする講義でも尾道と東京では少しテイストが変わっていたりします。風土が違えば 仕事が違う、生活スタイルだって違う。必要とする学びだって形を変えるんですね。尾道自由大学をつくる同士が地元と繋がりながらどんどん進化している、そんな姿を目の当たりにしました。
移住して約3年目の尾道自由大学の小川さんが「尾道は毎日が非日常。学んでみたいことであふれている」と話してくれました。地元の人から学ぶ土地の知恵、尾道自由大学に集まる魅力的な仲間達。これはもう何かが生まれないわけがない!そんなワクワクした気持ちでいっぱいでした。
尾道自由大学メンバーご紹介
(左から:岡崎ちはるさん・中村真さん・和泉里佳さん・花村・小川香澄さん)
次回は、岩井謙介さんです。
普段、講義募集文やレポートなど文章を書く機会は多いのですが、これからはもっとみんなとの距離を縮めたい!ということで、顔の見える文章を書いていくことになりました。クリエイティブチームはそれぞれの個性が響き合って、自由大学を運営しています。日々メンバーが感じたことや、考えていることが原動力になっているのです。