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クリエイティブチーム日記vol.13「Portland通信」花村えみ

毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが日々のできごとを綴ります

クリエイティブチーム日記
クリエイティブチーム日記は、毎週火曜日にクリエイティブチームのメンバーが交代で書く日記。今週は、花村えみです。

 

今年も始まりますCREATIVE CAMP in ポートランド。一昨日より前入りしたので早速Portlandの雰囲気をお届けします。

Portlandにきてまずビックリするのは、何といっても彼らの人懐っこい人柄。例えば写真の店員さんは見るからに強そうなんですが話しだすとフェミニン。もう仕事半分そっちのけで私の買い物をずっと導いてくれます。自分好みのものだけを集めたのであろう店内で楽しそうに鼻歌を歌いながら仕事をしています。

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<彼のお店の一部はお花屋さん>

旅先ではまず地元の人が集うスーパーに行くんですが、私の買い物かごをみて店員さんが「私もそれ好き」「でもそれを買うなら⚪︎⚪︎のお店がおすすめよ」と声をかけてくれます。東海岸の仏頂面に『まぁそうだよね』と疎外感を感じてきた私としてはやはり軽いカルチャーショックです。

次に感じるのは、この街は意識的に作られている ということ。みんな選びながら生きている。例えばレストランに入ってもその素材のことについて話し合いが続いています。身の回りのものについても既製品よりハンドメイドを選びます。ここに生活する人は自然発生したというより選んでみんな集っている、という感じがします。そもそもPortlandは西海岸の北に位置していてすぐ近くにシアトルのシリコンバレーがあります。西海岸でヒッピー文化を生み出した親を持つ二世たちが大企業には魂を売らないぞとシリコンバレーには行かず あえてこの地に集まったという感じです。

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<Usedな家具を新たに生き返らせさらなる価値を作り出す職人さんたち>

街を取り囲む自由な雰囲気。うーーん、ものすごく居心地が良いです。「吾唯足るを知る」自分の生活の中に何かが 足りないと感じるから動くのではない、その感じ。居心地の良さは街の人があくせくしていないからのような気がします。クリエイティブキャンプではこの街の自由な雰囲気の根源をさらに探っていきたいと思います。

ただいま夜の20時。この時間やっと外は夕焼けです。夕食に出かけようとふと気がつくと一面種の綿毛が飛んでいます。本当にPortlandは自然が豊かなんですね。

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来週は増田早希子さんが同じくポートランドからお届けします!



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