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講義レポート

一生使える技を学んだ夏

「20年履ける靴に育てる」講義レポート

こんにちは、「20年履ける靴に育てる」キュレーターのみよしです。暑さもホッと一息ついて、朝晩は秋を感じるようになってきました。また季節が巡っていきますね。

それにしてもこの夏の暑さは本当にきつかったですね。朝、駅に行くまでに汗びっしょりなんて方も多かったのではないでしょうか。そんな汗だくになったとき、洋服は毎日着替えて洗いますが、靴はどうしていましたか? 履かない日はないのに、ケアをしている人は少ないような気がします。

靴の中も汗でいっぱいです。毎日同じ靴を履くのではなく、中の湿気をとってあげたり、型崩れを防止するというつもりで2~3日お休みさせてあげながら履くのが、靴を長持ちさせるコツですよ。

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20年履ける靴に育てる」の講義は、平日の夜に開講することが多いのですが、仕事柄どうしても平日にくることができないという方のために、8月の週末に”夏休みスペシャル”が開講されました。通常5週間かけて学んでいくものを、2日間でやってしまおうという怒涛の講義。今回は靴を磨くのははじめてという方から、靴を作る職人さんまでいろいろな方が参加してくださいました。

2日間で、スムースレザーの基本のケア、鏡面磨き、スエード・エナメルのケア、水洗い、そして大切な方の靴を磨くという、一生使える技がてんこ盛りの内容です。

その中でも、いつも楽しみにされていたり、驚かれるのが、靴の水洗いの回。革に水つけちゃっていいの?! 天敵じゃないの?! という不安に思う方もいると思いますが、実はちょっとしたポイントさえ抑えれば、革靴は洗えるのです。夏の暑さで汗びっしょりになった靴もたまには綺麗に出来たらいいなと思いませんか? 突然のゲリラ豪雨で革靴びちゃびちゃ、雨染みになってしまってどうしたらいいかわからない…。そんな染みがとれたらうれしくないですか? なんと水洗いはその悩み全て解決できちゃんうんです。

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ほこりやクリームをおとしてから、実際に水洗いをしていきます。ここで大事なのは大胆さ。雨にぬれたとき、濡れた部分とそうでない部分のエッジが染みになります。つまり、濡らすなら全体を満遍なく洗ってあげること。サドルソープを使って洗っていくと、汚れも汗もすっきりとれます。

裏の色の濃いものやコンビシューズ、金具に錆がついてる場合などは要注意ですが、たいていのものは水洗いすることができます。たまにジーンズを洗うと汚れも取れ、きゅっとしまって気持ちいいように、靴も履き心地から変わります。もちろん洗った後は、たっぷりのクリームで保湿してあげることを忘れずに。デッキシューズなど素足で履きたい靴は夏の終わりにこうして水洗いしてあげるのもいいかもしれませんね。白も汚れが落ちて明るくなりました。

わずか2日間でしたが、好奇心旺盛のみなさんはどんどん技を吸収して、自分のものにしていました。受講生から「受講する前は受講料が高いかなと思ったけど、やってみたら内容が盛りだくさんで安く感じました」とおっしゃっていただいたのがとても嬉しかったです。

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靴磨きの真骨頂であり基本の鏡面磨き、私のピースがこんなに鮮明に写りました。

これは毎回思うことですが、本やインターネットではつかめないポイントを、実際に手を動かしながら身体で指先で覚えていく、これが上達の近道ですよね。

ワックスをクリームと勘違いして塗っていたという方もいらっしゃいます。そりゃ光りません。ころころに乾燥したワックスを捨てていた方もいらっしゃいます。そこからが使えるのに! もうだめだと思って捨ててしまった靴があるという方もいます。ここに持ってきて。

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一度覚えたら一生ものの技、ぜひ学びに来てください。ここが「20年履ける靴に育てる」ことのスタート地点です。



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