講義レポート

筆文字に、あの手この手で表情をつける

「筆文字の衝動」講義レポート

こんにちは、「筆文字の衝動」キュレーターの西畠です。今回は、スイッチオンした前回の講義から1週間、街を歩いているだけで筆文字が目に入ってしまう「筆文字が気になる病」にかかったみんなが、筆文字に表情をつけ、命を吹き込んでいく様子をご紹介します。

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第2回は筆の準備運動も表情豊かにはじまります。一口に筆遣いと言っても、腕や手首の遣い方や、速度を変えるなど、様々なコツがあります。これを試しながら筆の遣い方を自由に操ることで、なんとなく頭にあるイメージを形にして、筆文字に表情を吹き込んでいきました。

草っぽい「草」、つんとくる「柚子七味」、ラテン系でノリノリの「風」など、色々な課題が日置教授から飛び出てきて、書いている受講者の表情もどんどん弾けていきます。

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十分に筆があたたまったら、仕上げに写真をプリントした半紙に、思いついた言葉を、書きたいイメージで書いていきます。受講生の中には「写真道場」の卒業生もいて、自分の写真をプリントして、自由大学で学んだことを活かした自分コラボを成し遂げた人もいました。表現できる手段が増えるということで自由もぐっと広がりますね。

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次回は、「弘法筆を選ばず」の巻。いろいろな筆を使ってさらに表現の幅を広げていきます。



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