講義レポート

コーヒーライフが繋ぐもの

TOKYOコーヒーライフ 第6期 受講レポート

コーヒーについてもっと学びたい。コーヒーは独学で淹れているけどもっと美味しくするためにはどうすれば良いのだろう?そんな興味を持って受講しました。

喫茶店でコーヒーを飲むのが好きで、家でも豆を挽いてペーパードリップで淹れて飲んでいました。コーヒーについてはなんとなく分かったつもりになっていました。

しかし講義を通して自分にはない考え方が次々と出てきました。「from seed to cup(種からカップまで)」つまり生産者や流通経路の透明性を意識する言葉です。コーヒーを飲むことによって、「誰が淹れたのか?」「コーヒー豆はどんな農園で生産されたのか?」と考える機会を得られます。私たちは意外と無意識にものを食べたり買ったりしていたのではないかと思いました。

生活していく上で私たちは常に選択に迫られます。そう思うようになりました。

最後の講義はプレゼン。テーマは「私のTOKYOコーヒーライフ」自分にとってのコーヒーを人に説明するためには自分についてもっと考える必要があり、自分を見つめる良い機会になりました。

私はいま農家を目指し、農業研修を受けています。近いうちに農家として独立するつもりです。私がコーヒーを飲みながら、この豆はどんな農園で、誰が木を育てと想ったり、ロースターのことを考えたりするように、野菜を食べた人も野菜の生産者のことを考えてくれたらなと思いました。

生産者と消費者がお互いに興味を持てる関係。「どんな人が作っているのだろう?」「誰が食べてくれるのだろう?」作る人と食べる人が気軽に会って「あの野菜はスープにしたら美味しいよね。オリーブオイルが合うよね。」と話せる農園が理想です。その場では私はコーヒーを淹れ、豆の産地はどこでロースターは誰などと語りリラックスした関係を作る。コーヒーは私と将来私のファンになってくれる人と繋いでくれるものとなるでしょう。

コーヒーについての知識をもっと学びたい、美味しいコーヒーを入れたい、カフェを開きたい。さまざまなコーヒー好きが集まりディスカッションして、ドリップの実習にテイスティング。身近なコーヒーについて考えることはあなたの生活を見つめ直すきっかけになるかもしれません。



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