こんにちは。クリエイティブチームの岩井です。
僕の書くコラムはいつも北欧ネタが多いということに気づいている人も少なくないと思います。
今回は話の内容を少しばかり変えて自由大学でどんなことをやっているのかをお伝えしたいと思います。
自由大学の水平教室と垂直教室の間にある台の上にReady Study Goというペーパーが置いてあるのをご存知でしょうか?
これは、クリエイティブチームが隔週で配信しているメールマガジンのコラムの抜粋や募集中の講義などを紙面に落とし込んで発行しているのですが、やっぱりメールやwebで読むのと、紙になった原稿を読むのとでは、腑に落ちていく感じが変わってきます。
先日そのペーパーのエディトリアルデザインをしてくれたDonny Grafiksさんにどのようなことを意識してデザインを施したのかを聞きにいってきました。
このReady Study Goは、自由大学のファウンダーの黒崎さんのコラムにもあるように、「位置について、ヨーイ、ドン」のReady Steady Goを文字って「問題設定を考えて、學んで、動き出す」という意味を持たせてつけています。

Ready Study Goペーパーの一番上にあるフォントデザイン
そういった意味を汲んで、問題設定を考えて準備する部分のフォントは少しクラシカルに、Studyでフラットの気持ちで學びなおし、そして動き出すGoの部分は文字自体が動いているようなフォントにデザインされています。またGoの横にレイアウトされているピストルは、誰かを傷つける銃ではなく、スタートの合図を示すと同時に革命的な狼煙をあげるということも伝えています。
このペーパーは毎月最終金曜日に発行しますので、ぜひデザインの観点でも手にとってみてみてください!