思いを行動に変える。起業という選択肢に向き合う場所
Sprout Your Business Idea.
Sprout (スプラウト)は、「まだ仕事になっていない思い」を事業として組み立て、社会に届けていくための創業プログラムです。
「だれに、どんな価値を届けるのか」をことばにし、アイデアをかたちにして、小さく試してみる。その反応をうけて、また磨いていく。ビジネスは、頭の中だけでは始まりません。動かしてみることで見えてくることがたくさんあります。
以前からの興味関心や日常の中で感じた違和感、静かな怒りや単に「儲かりそう」など、アイデアの種になるものは何でも構いません。大事なのは自分の感情の動きや揺らぎ。それを起点に、世のため人のためになる問いに置き換え、事業化を目指します。
ひとりでは踏み出せなかった最初の一歩を、仲間といっしょに進めていくこともできるかもしれません。
なぜこの創業プログラムを立ち上げたのか?
いま、個人や小さなチームが何か新しいことを始めるための環境は、かつてなく整っています。
SNSで発信し、Webでサービスを立ち上げるツールもそろい、AIも進化しています。質の高い書籍や動画からも学ぶことができます。複業OKの会社も一般的になり、会社を辞めて人生をかける必要もありません。
「はじめる手段」は、もう誰の手の中にもあります。そして、実際に多くの人が、「探求したい問い」や「関心のあるテーマ」を見つけはじめています。
でも、ここで立ち止まってしまう人が多いのも事実です。
たとえば
・Badシナリオを考えすぎて、動き出せない
・スケールするかどうかを考えすぎて、動き出せない
・類似事業がすでに多くあり、差別化が思いつかない
・好きなことや理想はあるが、マネタイズの仕組みがうまく作れない
・頭ではいける気がするのに、人に話すとうまく伝わらず、協力者が得られない
思いはあっても「妄想」や「趣味」止まりで、「事業」という形にならない。発芽しそうな種が、芽吹かずに時間だけが過ぎていくケースが少なくありません。
でも、そんなものかもしれません。初体験の多くは人からの誘いや背中を押されることで、もたらされるものですし、起業がそのひとつだとしても不思議ではありません。
そこでSproutは、そんな起業前夜の種を発芽まで後押しする場所として生まれました。
どうしたら「発芽 / Sprout」させられるのか?
答えは、シンプル。「行動する」こと。
Sprout は、知識を詰め込む座学中心の講義ではありません。言語化、行動、試行を通して学びつつ、何かしらの方法で形にしていくことを目指します。頭の中にあるものを、まずはラフに他者にアウトプットしてみる。仲間のフィードバックを受けながら、プロトタイプを磨いていく。その過程で、壁にぶつかりながらも修正し、また試す。
このプロセスそのものが、起業のはじまりです。
プログラムでは以下の3つを軸に、着実に前に進めます。
1:感情や違和感をを言葉にする
まだ曖昧なアイデアを、伝わる言葉に。価値や独自性を明確にします。
2:プロトタイプをつくって、誰かに試してもらう
サービスでも、商品でも、ワークショップでも。まず小さな形で社会に差し出します。
3:フィードバックと対話で、視野を広げる
仲間やメンターとの対話によって、自分だけでは見えない可能性を広げていきます。
一人では進めなかったことも、環境とリズムが整えば、動き出せる。
Sprout は、あなたのアイデアを芽吹かせるための「発芽のフィールド」です。
実践知と伴走力を備えたメンターが後押し
起業とは、一人で始めるように見えて、じつは対話から生まれるものです。
Sprout では、あなたの芽吹きを見守り、時に水を注ぎ、時に鋭い問いをくれる多彩なメンターたちが伴走します。
メインで教授をつとめる西村琢さんは、体験ギフトの先駆け「ソウ・エクスペリエンス」社の創業者。まだ「体験を贈る」という文化が日本に根づいていなかった時代に、ゼロからマーケットを開拓し、事業を成長させてきた起業家です。
他にも、海外ツアーやシェアオフィスの立ち上げ、さらには「課題の多さ=可能性の多さ」とも言える経済成長中のアフリカ・ウガンダでの小売業や農業など、ローカル×グローバルな視点で次々と新規事業を展開。
20年以上の経験に裏打ちされたアドバイスは、机上の理論だけではなく、今この瞬間も実験し続けている人だからこそ伝えられるリアリティと熱量に満ちています。
自由大学でも、創設期からさまざまな起業講義を担当。一人ひとりの試みに丁寧に向き合う熱意と、タイミングを逃さない的確な助言に背中を押され、後に上場を果たした事業を含む多くのビジネスがここから芽吹きました。
さらに、Sprout の舞台となる自由大学、MIDORI.so、HOME/WORK VILLAGEといった拠点には、それぞれ多様なネットワークや協業リソースが揃っています。必要があれば教授やゲスト、過去受講生とのつながりもサポート。起業の初期に欠かせない「一歩」と「出会い」が、ここにはそろってます。
教授、西村琢さんよりメッセージ
起業という選択肢に本気で向き合おうとする方々の、はじめの一歩をアシストすること。それがこの講義の狙いです。
個人事業の独立開業やベンチャー、NPOなど形態は問いませんし、地元に戻り家業を継ぐけどこれから事業を転換していきたい。そんな方も大歓迎です。
参加条件は2つ。
・ひとつは起業のテーマや方向性を大まかにでも定めていること。
・もうひとつは”さっさと動く”心の準備ができていること。
会社の設立の仕方とか経理やマーケティングのセオリー、業界知識、そういったものは本や動画でいくらでも自分で学べるし、AIが作業してくれる時代です。
けれど、そもそも何がしたいのか。これは皆さんの衝動とか興味関心に関わることなので、ご自身で見出していくしかありません。疑いや違和感といった感情も大切な立脚点になるでしょうし、そういった非合理な衝動こそ稀少資源だと思います。正解はありませんし移ろいゆくものなので、一旦エイヤっと決めてしまうのも良いでしょうし(そういう判断力が問われています)、テーマは途中で変更したりしてもかまいません。
そのテーマを踏まえ、さっさと動く。いつだって準備や計画は不可欠ですが、すべてが想定通りにいくことなどありません。そこでさっさと考え、さっさと話し、さっさと作り、さっさと失敗する。そんな風にさっさと動き出し、さっさと起業家になる。
このプロセスを教授やゲスト、そして他の受講者とのやり取りを通じて進めていきますし、自分の知見を踏まえ、その都度ベストと思う助言をしていくつもりです。
一貫して問われるのは、誰に、どんな価値を届けるのか。キャリアや年収やライフスタイルではなく、この問いに真正面から向き合い続けること。それが冒頭に書いた、起業という選択肢に本気で向き合うことだと思っていますし、面白い取り組みには投資も実施していくつもりです。
「すべて事の極端を想像して覚悟を定め、まさかの時に狼狽せぬように後悔せぬように考える」
福澤諭吉はこんな言葉を残してます。皆さんの問いがどんな未来をもたらすのか、一緒に構想できることを楽しみにしています。
⇧ TV東京「カンブリア宮殿」出演時。座右の銘は「笑う門には福来たる」
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(第1期募集開始日:2025年7月24日)