講義レポート

自分と向き合う贅沢な時間

「自然と生きるからだ学」講義レポート

自分と向き合う贅沢な時間 仰向けになり、力を抜いて、深く呼吸をする。 リラックスしながらからだをゆっくりとほぐしていく。 1時間程度のヨガで、スッキリとした気分になる。 考えてみると、自分のからだのことはわかっているつもりでよくわからない。なんとなく疲労感があったり、特になにをしたわけでもないのに痛くなったり。 たった1時間だけれど、自分のからだに意識を集中することは、何かと慌ただしい日常生活のなかでは、なかなかできない体験であり、贅沢な時間。

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ヨガというと、種類が多いとか、柔らかくないとできないとか、いろんな先入観があるように思う。今回の講義では、自分のからだを知ることをテーマにしているので、自分が一番気持ちのよいところを探っていく。ポーズはあるものの、型通りにしないといけないのではなく、隣の人より伸びてないとダメなのでもなく、自分のからだに無理のないように動かしていく。それでいいのだ。

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フィールドワークでは、鎌倉の浜辺で砂浜ヨガでからだをほぐしてから、オーガニックランチを食べて、源氏山周辺をハイキングして、広場で山ヨガ。自然のなかで深呼吸をして、ゆっくりと過ごすのもまた贅沢な時間である。 卒業生に講義を受けている中で変化したことを聞いたところ、 「いままでギリギリで準備をはじめることが多かったが、落ついて事前に準備をはじめるようになった」「物事を客観的にみれるようになった」「朝起きて、伸びをするようになり、普段からからだに意識を向けるようになった」「朝起きれるようになった。普段は不眠気味だが、フィールドワーク後はぐっすりと眠れた」 などの感想が届いた。 また、「目ヨガがとても気持ち良くお気に入り」「日常の中で、オフィスの中で行いやすいヨガポーズが多く、日々の生活に今後も生かしていきたい。」「ヨガのイメージは変わった」という声も。 ヨガを通して、自分のからだを知り、変化を感じる。「自然と生きるからだ学」で気持ちの良い時間を過ごしてみては。

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text:キュレーター mitsuru mizusawa



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