講義レポート

ランニングは一生の宝物になる

「ランニングライフをはじめる」講義レポート

ランニングを生活の中に取り入れたい人のための新講義「ランニングライフをはじめる」。第1期が16名の受講者とともにいよいよ走りはじめました。講義初回の様子をキュレーターの大野佳祐さんがレポートします。

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第1期生の事前アンケートによると、「日常的にランニングをしている」と回答した方は16名のうち2名。「ランニングライフをはじめる」の名の通り、多くの方がランニング初心者となりました。「ランニング初心者だから申込みできないよなぁ…」と考えて二の足を踏んでしまった方には次期への朗報となりそうです。

講義初回は、教授であり自他ともに認める「走らせ屋」である森村ゆきさんのトークからスタート。ご自身の経験を通して、ランニングが自分自身にもたらしてくれた変化(身体、脳、心への変化)のお話しや、ランニングをはじめてから「走らせ屋」になるまでの経緯、そしていかにランニングをすることが自分にとっての喜びかなどをお話してくれました。

「今回みなさんがアクションを起こしてランニングをはじめることは、一生の宝物になる!」と言い切る森村さん。ご自身の経験を通して知っているからこその力強い言葉に励まされた受講生も多いはず。

また「ほとんど走ったことがない…」と若干おびえ気味な受講生に、実際にシューズを選ぶときの注意点などのレクチャーも。「シューズはランニングで唯一身体を守ってくれる大切なもの」という言葉が印象的です。。

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受講生の参加動機を聞いてみると、やはり多かったのは「体力の衰えを感じて…」というもの。高校時代に部活などで運動をしていた方は少なくありませんでしたが、やはり普段の忙しさにかまけて運動をしなくなっている、このままでは一方的に衰えるだけでまずいのでは…、と思っている方が多数いらっしゃいました。(このレポートを読んでる方の中にも、同じ気持ちなっている方がきっといらっしゃるのでは?)

次に多かったのは、ダイエット。意外にも男性陣からの声が多く聞こえました。「ビールによってもたらされたこのたるんだ身体をなんとかしたい!」。強烈な欲求と焦燥を感じます(笑)。

もうひとつ印象的だったのは「社会人になってからずーっと”頭を使え”と言われてきた。でも何となく、ここからもう一歩ブレークスルーするためには身体を動かす必要があるのではないかと思った。もっと自分の身体と対話できるようになりたい」という動機。なるほどです。確かにそうかもしれません。

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第一回目の講義の最後は、次回までの宿題発表。ひとつめは「ランニングシューズをそろえること」。ふたつめは「次回までに1回でいいからランニングすること」。「ひょえーーーー!」という声をぐっと抑えた受講生も、最後はみんなで集まって気合いの円陣。

さて、16名の受講生は、無事にランニングライフをはじめることができるのでしょうか? これからの動向に注目してください。



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