ピープル

中村真

中村真

イマジン株式会社代表 / 尾道自由大学校長 / 神社愛好家 /自由大学神社学教授

1972年東京生まれ。神社や暮らしの中にある信仰を独自に研究する神社愛好家で山伏。

学生時代より世界を旅し、外から見ることで日本の魅力に改めて気づき、温泉と神社を巡る日本一周を3度実行。

日本の魅力を再発見していく中で、とことん神社に心を奪われる。

これまでに参拝した回数は1万回以上。自由大学にて教鞭をとる「神社学」は、初心者にも「わかりやすい」「面白い」と好評。

2013年には「尾道自由大学」を開校し、校長に就任。

2012年まで雑誌『ecocolo』や書籍を発行する出版社株式会社エスプレの代表を務める。

現在はイマジン株式会社代表として、信仰と学び、暮らしを軸にした地方活性化プロジェクトを西日本を中心に各地にて展開。

神社検索アプリ「THE神社」を企画・制作・運営するなど、神さまのいるライフスタイルを提案することで、生きる希望を広めることを使命としている。

神社とグレートフルデッドをこよなく愛し、登拝と献笛が生きがい。著書に『JINJA BOOK 神社本』シリーズ、『日本の神さまと上手に暮らす法』『円空仏』などがある。

発行人として『Amazing Cuba 暮らしと自然を巡るキューバガイド』など。

 

 

メッセージ

ここ数年、神社の参拝者数は急増しています。有名神社に行くと、以前はあまりその姿を見かけなかった20〜30代の女性たちで溢れかえっている。その多くが、各メディアで話題の「パワースポット詣」が目的で、なかには境内の「パワースポット」と呼ばれる場所のみ訪れ、お参りすらしない人を見かけることがよくある始末。
たくさんの人が神社に関心を持つこと自体はもちろん嬉しいことですが、それが一過性のブームで良いはずはありません。そもそも、その存在と魅力を「パワースポット」というひと言で括ってしまうことに、疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。
より多くの人が神社について少しだけ詳しくなり、「パワースポット」という言葉以上の神社の魅力に気付いて欲しい。そんな想いから、『JINJA BOOK』は生まれ、「神社学」に発展しました。
神社という存在を意識することで日本ならではの自然観を再確認し、自分の周辺のモノ・コト・ヒトに感謝の気持ちを実感する。毎日の生活をより豊かなものにするキッカケが、「神社学」にはちりばめられています。 そもそも、「パワースポット」は十人十色。 この『JINJA BOOK』を手に、あなただけの特別な場所を探しに出かけてみてください。あなたのココロに響く場所は、あなたしか見つけられないのです。