・日本の家族の“当たり前”のスタイルに疑問を持っている人
・家族の話をなかなか人にオープンにできないなと思っている人
・親世代と家族観が違い違和感を持っている人
・家族ってよく分からない、一般的なイメージが自分にとって息苦しいなと思っている人
・自分がつくってみたい家族のスタイルを探してみたい人
What is the “family”?
家族って一体なんだろう。
何をもって家族というのだろう。
寝食を共にしていたら家族?
結婚してこどもができたら家族?
血が繋がっていたら家族?
私が思う「家族」とあなたが思う「家族」は、きっと絶対に違う。
「家族」の在り方やスタイルは、人によって全く違うものであること。
そして存在している家族のどれもが「家族」として在るはず。
このネオ・ファミリースタイル学では、日本の家族の“当たり前”のスタイルを疑うこと、家族の“固定観念”を壊していくこと、自分がつくってみたい家族のスタイルをそれぞれが描いていくことの3つを大事にしたいと思っています。
「家族の話はなかなか人にオープンにできない」
「親世代と家族観がだいぶ違う気がする」
「家族ってよく分からない。一般的なイメージが自分にとって息苦しい」
そんな今の家族に関するモヤモヤとした思いを持つ人たちと、未来のファミリースタイルを共に探していきたいと思います。
現代を生きる私たちには暮らしにおいてさまざまな変化が訪れています。
1人1台携帯電話を持ち、いつ誰とでも連絡が取れる。
インターネットを通し、場所や国を超えて今この場で反応がわかる。
自分を開示する手段が増え、1人ひとりの考えていることがわかりやすく、見えやすくなっている。
コミュニケーションの在り方そのものが大きく変わっているのは実感します。
それに紐づいて教育や仕事などの在り方も変化が起きている現場が表れていることを体感している人もいるでしょう。
一方、一番身近な家族というコミュニティについてはあまり語られません。
核家族で暮らすことが割合的には圧倒的になりつつある日本の現状、
日曜夜に放映される「サザエさん」とのギャップ。
私たちのイメージである「家族」ってそもそもどこから来ているのか。
イメージの「家族」に縛られる必要はないはずです。
なぜなら時代とともに家族のスタイルも変わっているのです。
この学びでは、これまで当たり前にあるようなファミリースタイルとは違う家族の在り方を実践する人をゲストにお呼びし、家族とはなんなのか、家族の中で何を大事にしているのかを軸として、自分自身の「家族」に向き合ってみようと思います。
(第1期募集開始:2018年9月28日)
・日本の家族の“当たり前”のスタイルに疑問を持っている人
・家族の話をなかなか人にオープンにできないなと思っている人
・親世代と家族観が違い違和感を持っている人
・家族ってよく分からない、一般的なイメージが自分にとって息苦しいなと思っている人
・自分がつくってみたい家族のスタイルを探してみたい人
第1回
なぜネオ・ファミリースタイル学を作ったかの経緯をお話しし、みなさんと理解を深めながら、日本の家族の歴史や世界の家族の在り方を振り返ります。
今ある“家族像”はいつ誰が作ったものなのか?家族は“固定”されたものではないという事実を知り、家族の新しいイメージを膨らませよう。
第2回
暮らしをシェアする。「家族」というクローズドになりがちな世界に、常に「他者」が出入りする。海外から東京に来た旅行者、仕事で東京に来た会社員、そんな様々な目的を持った人が数日間佐別当家と暮らしを共にし続けている。
暮らしを営んでいく上で、家族という血縁者のみで日々を更新していくだけではなく、家族は共同体として暮らしそのものをプラットフォームにし、オープンにすることによって、出会う人たちがいる。
また、その暮らしの日々が子どもの教育にも繋がっていて、1つの公教育を受けるだけではなく、ホームスクーリングで学べる環境と必要な教育をアドオンしていく生活を作っている。
家族というものは、場所を1つにして暮らしを共にする人たちと創っていくこともできる。
新しいファミリースタイルの1つとして、シェアリングを実践・体現して生きる佐別当隆志さんから学びます。
第3回
家族とは何か?その問いを自分に向けて常に内省し続けること。
自分にとって家族とはどのような人と共に生活したら良いのかを、考え、ぶつかり、模索し、その時々で自分なりの答えを出しながら実践と検証を繰り返していく。
結婚、半別居、「沈没家族」、離婚、事実婚、母子家庭、再婚という様々な名前が家族の変化に紐づいていく。
変わらないものは家族とは最小単位のコミュニティであること、そのコミュニティにおいて居心地良い状態であること、それを探求しているからこその変容であること。現在は夫+子ども+シェアメイトがいるコミュニティ。
自分の「家族」としてどうありたいか、違和感に正直に、模索を繰り返しアップデートし続ける家族の在り方を創る高橋ライチさんより学びます。
第4回
自分が思い描く家族の形を、創っていい。法律で決まった「家族」という形でなくても。「父親、母親、こども2-3人」というものが、まるで家族の形の一般的概念として捉えられがちですが、家族の形はもっと自由で伸びやかなものだと思います。
それは、性別を、ジェンダーを超えてもいい。
小野さんはシスジェンダーの女性でありながら、パートナーは同性であり心は女性と男性の間というジェンダーを持っています。現在は、パートナーとそのこどもたち3人がおり、生活を共にしています。
小野さんが独自で創ってきた家族の形。家族の在り方は自分の生き方に直結する。小野さんの生き方と家族の在り方から家族は創れるものだと学びます。
第5回
新しい家族の形は日本でも世界でもすでに始まっています。
現状を確認したり、その兆しを見つけたり、ネオ・ファミリースタイルとして今ある家族の在り方を共有していきたいと思います。
これからの時代は自分でファミリースタイルを創っていい。
自分以外が思う“理想の家族の形”に振り回されなくていい。
あなたにはあなたのファミリースタイルがある、ということを心に決めるため「あなたにとっての家族の定義」を決めて発表してもらいます。
あなたの家族とは何か?を問い、自分のイメージをアウトプットしましょう。