・飲むだけでなく、自分でビールをつくってみたい人
・好きが高じて、クラフトビールブランドを立ち上げたい人
・複業として、オリジナルビールを作りたい人
・趣味や教養として、クラフトビールの知見を深めたい人
・食分野で、地域創生や社会貢献を試みる人

最高の味を自分の手で!イチから始めるブルワリー入門

「ビールって、自分でつくれるの?」
実はあなたにもできると知ったら、たちまち挑戦したくなるはず。
この画期的な講義は、自分で新作ビールを醸造したい人が、こだわりのクラフトビールブランドをはじめられるようになるための<基礎>を学びます。オリジナルレシピの考案から、醸造、ブランディングまで、たのしい<座学と実践>を通したブルワーへの旅になるでしょう。
これが生ホップだ。与謝野町にある日本初のフリーランスのホップ畑にて
クラフトビールは新しいライフスタイルだ
いま世界的な傾向として、大量生産や大量消費する生き方に疑問を持つ人たちが増えています。この潮流は、食の分野でも顕著です。独立系の小さなブランドが多くの支持を集める動きを、あなたも目にしているかもしれません。
「飲みたいビールは、自分でつくる」
自立したDIYスピリットを持つブルワー(醸造家)たちが手がけるクラフトビールは、実に多様。伝統的な手法をベースにしながらも、「常識にとらわれない自由な発想」が溢れています。
ホップや麦芽の絶妙なかけ合わせ、こだわりの品質、その地域ならではの旬の副原料を取り入れたりしながら、新しいビールを探究する。その姿はまるで「学者」のようでもあり、「職人」のようでもあり。その味わいからは、つくり手の想いが満ちあふれ、味も香りも至高! そのぶっ飛んだ魅力に、心がつかまれてしまいます。
ブルワリー「CRAFT BANK」の屋上にて。新作ビールを片手に、面白い「地域おこし」を企む
コミュニティ・ブリューイング! みんなでビール造りの冒険に出よう
オリジナルのビールを作ってみたい。自分でブランドをはじめたい。だけど、「大きな設備がないから」と立ち往生する人がいます。
大丈夫、その心配はいりません。自前で新しく設備を持たなくても既存の醸造所とコラボレーションすれば、身軽にはじめられます。海外のビールブランド「Mikkeller(ミッケラー)」や「Omnipollo(オムニポロ)」なども、自分たちのレシピを世界中の最適な醸造所に委託してビールを製造しています。
大きな設備も、細かな醸造技術も、必要ない。すでに持ってる人から、シェアしてもらえればいいのです。そうなると、あなたがビールづくりを始めるために最低限必要なのは…
・独自のレシピ開発
・商品マーケティング力
になるわけです。本講義では、この部分を重点的に学んでいけるよう計画しました。
昨年度の試飲&ディスカッション風景
醸造テーマは「王道と個性」
今年、受講生みんなでつくる新作ビールは、クラフトビールの王道 「 IPA」(インディア・ペールエール)。
ホップの香りと爽快な苦味が際立つ定番スタイルで、まずは誰もが「間違いない」とうなずく美味しさを徹底的に追求します。奇をてらわず、変わり種にも頼らず。ど真ん中ストレートのIPAで堂々勝負。
だからこそ問われるのは、定番の中にどう個性を光らせるか。 ここが、知恵と感性の見せどころです。
醸造は、京都から世界を目指す新進気鋭のインディペンデント・ブルワリー「CRAFT BANK」の指導のもと、受講生全員で取り組みます。
舌の肥えた都市のクラフトビールファンも思わずうなるような、洗練と驚きのある味わいを目指して。ローカルの風土と都市の感性、その両方をかけ合わせ、唯一無二のIPAを一緒につくりましょう。
醸造所にて。仕込みの全工程とテクニックも学びますよ
新作ビールは、夏のクラフトビールフェスでお披露目だ
みんなで完成させた新作IPAは、実際にCRAFT BANKから発売され、都市の高感度な食通たちが集う「青山ファーマーズマーケット」でお披露目します。
フードカルチャーをリードする生産者たちと肩を並べて、私たち自由大学チームも出店。多くのフードラバーが行き交う中、はたして自分たちのビールがどう評価されるのか。
実際にお客さんの反応を間近で感じる体験は、きっと自信にも、そして次への課題にもつながるはず。挑戦の集大成として、忘れられない一日になるでしょう。
クラフトビール最盛期と呼ばれる近年。多様なクラフトビールが生まれる中、ブルワーの立場を擬似体験しながら学ぶことで、より深くクラフトビールを知り、楽しむことができるでしょう。
味はもちろんのこと、ブランドとしてどう伝えるかも重要だ
キュレーター庄田健助さんからのメッセージ
「ビールづくりは、関わるみんなの人生を駆動する」
イメージを超えた味が完成した時は感動しますよ。それはもちろんなのですが、ぼくたちがクラフトビールにこれほど魅了されているのは、これが出会いの輪を生み出すメディアとしても機能している点です。自分たちのこだわりが詰まったビールを触媒にして、人と人とがつながり、愛する地域の資源に光を当て、新しい何かが生まれる。そのことがこれ以上ない喜びなのです。
コミュニティ・ブルーイング! 共にビールを造りましょう!
起業当初の動画。古い銀行をリノベして、自前の醸造設備をつくった。静かな興奮が伝わる
(第2期募集開始 2025年5月7日)
・飲むだけでなく、自分でビールをつくってみたい人
・好きが高じて、クラフトビールブランドを立ち上げたい人
・複業として、オリジナルビールを作りたい人
・趣味や教養として、クラフトビールの知見を深めたい人
・食分野で、地域創生や社会貢献を試みる人
・全体的な感想としてはクラフトビールの自由さを知れたことが大きかったです。 副原料ひとつにとってもそのままか、粉末にしてからか、焙煎してからか、と同じ素材であっても加工によって味のバランスに影響する=何でも発想は自由! 普段食べているものもひょっとしたらビールに使えるのかも、という妄想が日々膨らむようになりました。 京都府福知山でのフィールドワークでも本格的に製造工程を学べて貴重な体験でした。 最終日のFarmers Marketで庄田さんが周りの出展者にビールを自然にお裾分けしていた。 ヒトとの繋がりやコミュニティを当たり前に大事にするということも学ぶことができました。
・ビールづくりの基礎から一通り学べました。ホップ畑や醸造所で、作り手の生の現場で実際に作業体験をしながら学べました。
・ゲスト講師陣が豪華だった。キュレーター庄田さんをはじめ、酒井さん、公庄さん、ホップ畑ではビール界のレジェンド藤原さん(すごい!)と直接学べ、話もできたこと。参加しなければ出会えない学びに触れられない人たちばかりでした。
・ビール好きやお酒に詳しい人たちばかりで、知識レベルや好奇心が高い人たちの中で学べたこと。
第1回
ビールづくりの基礎を学びます。まず、ビールの歴史とその多様なスタイルについて紹介。ビールの4つの主要な原材料(モルト、ホップ、酵母、水)の役割と特性を詳しく説明します。ビールの醸造プロセスについても、麦芽の糖化、ホップの煮沸、発酵、熟成などの各ステップを段階的に理解していきましょう。様々なビールを試飲し分析。基礎知識があれば、ビール醸造の全体像をつかみ、自分のレシピ開発の土台を築くことができます。
第2回
王道のIPAでいきながら個性のあるビール。手に取りたくなるコンセプトをどう発想し、味わいや背景をどう伝えるか。ブランドマーケティングを学びます。広告会社で数々のブランディングを手がけてきた公庄さんから、ブルワリーやビールのコンセプト作りについて学びます。ブランドや商品のコンセプトを言葉にする技術。強いコンセプトがどのようにブランドイメージを形成し、消費者にアピールするのか。自身のビールブランドのコンセプトを考えるワークを通じて、ビールのストーリーや独自性を際立たせるスキルを身に付けます。
第3回
ビールづくりに欠かせない原材料ホップへの理解を深めます。ビールの香りや苦味に重要な役割を果たすので、最高の品質にこだわりたいところ。フィールドワークとして訪れるのは、「日本初のフリーランスホップ産地」「世界最速のフレッシュホップ」として知られる与謝野町のホップ畑。ホップ生産者&ビール評論家として知られる藤原ヒロユキさんが栽培する現場で、ホップの生育過程や収穫のタイミング、品質管理の重要性について学びます。地域ごとの気候や土壌がホップの特性にどのように影響するかなど、庄田さんと一緒にホップ畑を歩きながらのレクチャーです。
・福知山駅に13:30全員集合し、みんなで畑に移動します。
第4回
昼間のホップ畑での学びを振り返りながら、さらにビール作りの基礎を深めます。
レシピ設計のコツや副原料を活かした成功事例、季節限定ビールのアイデアなど、実践的なノウハウを中心に解説。さらに、開業から3周年を迎えた「CRAFT BANK」のリアルな課題――商品開発、販路拡大、スタッフ体制など――を例に、現場で何が起きているのか、解決に向けた具体的な取り組みも紹介します。最後に、地域活性化やコミュニティ作りの場としてクラフトビールが果たす役割や、地域を巻き込む仕掛け方についてもディスカッション。ビールづくりの技術、経営のリアル、そして地域とのつながり。クラフトビールの世界を立体的に学べる時間です。
・夜は、CRAFT BANK でおいしいビールを飲みながら夕食&懇親会を予定(自由参加)
第5回
京都府福知山市のCRAFT BANKにて、丸1日を通してビールの仕込みを行います(もちろん休憩はとりながら)。プロの醸造家の指導のもと、麦芽の糖化、ホップの添加、発酵の管理など、ビール醸造の各プロセスを体験します。座学で学んだ知識を実際の作業と比較し、ビールづくりの現場を体感します。実際に手を動かすことで、自分のレシピをどのようにスケールアップするかヒントになるはず。醸造の楽しさと難しさを味わいましょう。
・朝7:00にCRAFT BANK集合して17:00現地解散となります。東京近郊へ夜までに帰ることが可能な時間です。
第6回
最終回の発表。あなたがこれまで学んだ知見をもとに、自身が将来つくってみたいオリジナルレシピを発表します。各自のビールの特徴や独自性をプレゼンし、専門家やみんなからのアドバイスを受けます。
・みんなで福知山で仕込んだ新作を試飲し、出来ばえをディスカッション
・翌日の販売オペレーションのすり合わせをします
第7回
受講生みんなで完成させた新作クラフトビールを、実際に販売します。その舞台は、東京・表参道の「青山Farmers Market@UNU 」。毎週末ごとに異なりますが、約50の出店者が集まり、1日あたり約1万人が訪れる、都内有数の食のマーケットです。
販売体験(店番):庄田さんと一緒に、チーム交代制で1〜2時間程度。お客さんとのやり取りや、仲間とのビール談義を楽しみましょう。
打ち上げ会:出店終了後、希望者で打ち上げを予定しています。全体の振り返りや交流を深める場として、ご参加ください。
昨年2024の様子 「CACAO FREEDOM」新発売
https://freedom-univ.com/lecture-report/cacao-freedom/