豆と野菜とインド
まずは、インドにおいておもに使われている豆を紹介。同じ豆でも様々な形で使われる豆を比べてみて、実際に手に取り、その違いや種類を学びます。どうしてその形状なのか?なども合わせて知ることで、応用しやすくなります。
インドのおうちごはんと発酵食
インドのおうちごはんは、豆と野菜とスパイスが主人公
サンバル、それはインドの味噌汁みたいな存在。豆とたくさんの季節の野菜を煮込んでつくるスープ。インドでは、毎日のおそうざいにもメインディッシュにも、たくさんの種類の豆がいろいろな形で使われている。そして発酵食も人々の暮らしの中で大切にされてきた。豆と米をペーストにして発酵させたものを、パンみたいしたり、揚げたり、クレープみたいにしたり。
全国のインドのおうちごはんは「豆と野菜とスパイス」が主人公である。煮込んだり、炒めたり、発酵させたり。そしてスパイスを加えることで鮮やかに、美しく、そしておいしくなる。なんといってもインドの約20%のひとがベジタリアンである。そして私の田舎、西インドは人口の約60%の人々がベジタリアンである。その昔からインドでは、豆と野菜をメイン食材として活用し、スパイスの豊富な知識と活用方法で、豆や野菜をおいしくそして鮮やかに食してきた。
インドにおいての豆を知り、野菜を知り、そしてその食べ方、調理の仕方を知る
世界中で食べられている豆の種類は数えきれない。豆の効能や特徴、なんで豆なのか。この講義では、インドでよく使われている豆約20種類にフォーカスをあて、インドの家庭で脈々と受け継がれてきた調理方法を学んでいきます。毎日でも食べたい「豆と野菜のスパイス料理」を、発酵・煮込みや炒めるなど様々な切り口から、豆と野菜とスパイスの組み合わせの使い方を5回の講義に分けて体験・実践します。
インドにおいてのベジタリアニズムを知ることで、その背景にある文化、宗教、歴史なども、垣間見ることができるでしょう。インドレストランで食べられる味とは全く違う「インドの家庭の味」。その中には優しさと健康へ気遣ったスパイス使いがみられます。人に話したくなる豆活用術やスパイス活用術、帰ったら実践したくなるスパイスを使った豆と野菜の料理、一緒に学んでみませんか。
(第3期募集開始日:2015年8月31日)
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第2回
第3回
第4回
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