こんにちは、学長の和泉です。
3.11のあの震災から少しずつ進めて来たHEARTQUAKEプロジェクトの拠点となる
仙台市若林区のベースキャンプで、6/20(月)大安に地鎮祭が行われました。
その日は朝早くから仙台若林区のベースキャンプに約50人もの人が集まり、この土地の神様にご挨拶とこれまでの感謝を伝え、これからも暖かく見守っていただくよう、みなで静かに心をひとつにしました。
その後は、津波の被った納屋をキレイに掃除して改装した場所でランチをつくって、ささやかなキックオフランチパーティーをしました。
この場所はカフェとして、ここに来る人たちを迎え入れ、美味しいものを食べて飲んで、語り合えるコミュニティーの場として生まれ変わります。
荒浜にあるので、その名も「ARABAMA CAFE」。
そして我らが自由大学もここ若林キャンパスで、新しい学びや気づきの場をつくっていきます。まずは7月の連休に、現地で仕事や生き方について考えるような講義を仕組んでいく予定です。8月にもイベントを企画中。
この場所は3ヶ月前のあの津波で全ての家屋や農地が使えなくなってしまいました。
潮が入ってしまったので、数年間は農業ができないとさえ言われている場所です。
でもあれから3ヶ月。もう一面に草が生えて来ています。
生命のチカラはとても強く、再生への一歩はもう既に始まっていることを実感しました。
これからの時代を担う私達は、将来子どもたちに、そして今も支援をしてくれている
外国の人たちに、「あの時どうだった?」と聞かれることでしょう。
その時に自分の言葉できちんと伝えられるよう、自分の目で見て肌で感じておくことが必要だと考えます。ここ自由大学で共に学んだ仲間として、是非この夏はみんなで若林キャンパスに来てください。これからについて共に考え、語り合いましょう。
ベースキャンプの詳しい場所や、行き方、そしてHEARTQUAKEプロジェクトの最新情報は公式サイトに随時アップされていきます。
HEARTQUAKE project (ハアトクエイクプロジェクト)
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