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3月のレクプラ優勝は「火の自給学」

2015年3月レクチャープランニングコンテストレポート

2015年3月のレクチャープランニングコンテスト。今回発表されたのはこちらの4つの企画です。

  • ポートレートを撮る(入門)
  • 仏像学
  • 四コママンガで自分を表現する技術
  • 火の自給学 ロケットストーブで思考する持続可能性201503rekupura1

「ポートレートを撮る(入門)」を発表してくださったのはフォトグラファーの柳詰有香さん。家族や友人など身近な人にしか撮れないポートレートがある。それは決して笑顔の写真でなくてもいい。自分だけが知っているその人の魅力を写真に撮ろうという提案でした。

「仏像学」を発表してくださったのは、「ワールド宗教学」や「’流れ’をつくる手帳学」キュレーターの八住敦之さんと、アーティストのTETTAさん。TETTAさんは「三十三間堂プロジェクト」を通じて1000人以上の人を菩薩に変身させてきた経歴の持ち主。仏像のことをもっと知ることで、仏像を身近に感じたり、旅が面白くなったりするのでは、という発表でした。講義では鎌倉へのフィールドワークなんかも考えているようです。

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編集者の西澤まどかさんは「四コマンガで自分を表現する技術」を発表。誰でも四コマンガが描けるようになるという提案。四コマ漫画をブログにしたり、プレゼン資料に取り入れたりすることで人とはちょっと違った表現を身につけることができるようになるという企画でした。

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最後は、「火の自給学 ロケットストーブで思考する持続可能性」。発表者の厚海俊司さんは、実際に生活の中にロケットストーブを取り入れているのだとか。日本の国土の7割が山で、豊富な森林資源がありながら、木材のほとんどを輸入している日本。ロケットストーブを通じて、環境のこと、エネルギーのことを考えていける自由大学らしい講義です。

今回は4つの企画がほぼ同数という始まって以来の事態。1票差で優勝したのは、仏像学と火の自給学でした。

 



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