講義情報

てのひらメディア学

てのひらメディア学

食を伝えるFOODIESのためのSNS動画発信術

創り伝える学部-circle創り伝える学部
てのひらメディア学

講義について

「この美味しさや発見を、もっと魅力的に動画で伝えるには?」
「ターゲットに対して効果的に届けていくにはどうしたらいいの?」

自分のフードメディアを育てたい人に向けた、スマホひとつでできる短い動画発信のコツを学び、実践していく講義です。

対象は、これから食をテーマに表現活動していきたい人から、すでに「食の専門家」として活動している人まで。食にまつわる「発見と感動」、自分の「こだわりの視点」や「おいしそうな空気」を撮り、発信。「インスタグラム」と「YouTube」主に2つのSNSの特性を理解し、必要とする人に届ける方法を学びます。

てのひらのスマホに情報がたくさんやってくる現代、自らが発信者となりメディアになるチャンスはますます広がりました。

動画初心者でもできる、短い動画(インスタのストーリーズやYOUTUBEの10分程度の動画)ならではのポイントを踏まえた上で、効果的に情報発信をする方法を実践し、自分のSNSメディアを育てていきます。


ゲストHALUさんの作品

 

検索結果は文字情報から映像コンテンツへ

2020年は、東京オリンピックのお祭りムードから一転、コロナ禍をむかえました。「おうち時間」が増え、改めて「食」をはじめ「暮らしかた」を丁寧に見つめ直した人も多いのではないでしょうか。

そんな中、ぐっと身近な存在になったのがYouTubeをはじめとする動画のSNS。欲しい情報にすぐにたどり着け、なおかつHOW TO動画も多いので非常にわかりやすく、文字だけでは掴みきれないコツも把握できます。

欲しい情報は文字情報だけではなく、映像でも確認する動きが加速しています。そして時代は5Gへと大きく切り替わるため、動画コンテンツやSNSでの発信力は、テレビを上回る時代がくるとも言われています。

 

自分コンテンツを増幅させる

自分のやりたいことや自分が持っている専門性は画面の向こうの人にとっては役立つ情報かもしれません。その無限の可能性を感じさせてくれるのが動画コンテンツの面白いところではないでしょうか。

しかし、動画を撮ってただ闇雲にアップロードしただけでは効果的に発信することができず、せっかくの時間と労力がもったいない。発信する前にまずは自分の世界観の構築がとても重要です。その筋が通っているとフォロワーへの信頼も獲得でき、フォロワー増にもつながっていきます。 ただやみくもにフォロワー数を増やせば良いのはなく、「必要な人に届けること」。何のために発信するのかを整理しておけば、目指す方向性がブレません。

 

好きなことを仕事にする、はじめの一歩に

働きかたが多様になり「複業」スタイルも当たり前になりました。会社員をしながらでも、個人的にやっているSNSから仕事に繋がるケースも増えています。自分スタイルの働き方、好きなことをして報酬をもらえる方法としては一番やりやすく、キュレーターである森田さんも実際にインフルエンサーとして活動もしています。

自分のやりたいことを軸にしながら、動画をつくり自分メディアを育てる第一歩をふみだしてみませんか?

 

(第2期募集開始日:2020年9月29日)

こんなかたが対象です

・これから食をテーマに表現活動していきたい人から、すでに「食の専門家」として活動している人まで。

・食に対する自分のこだわり、新しい発見を誰かに伝えたい人。「食」は広義でとらえてかまいません。ごはん、野菜、麺、スープ、デザート、ドリンク、酒、カフェ、キッチンDIY、料理道具、うつわ…など食にまつわるものなら何でもOKです。

・Instagram や YouTubeなどSNSを活用した動画発信に力を入れる人

・オリジナルのレシピを共有して、美味しいの輪を広げていきたい人

・ゆくゆくは食の仕事をしたいので、そのステップとして発信したい人

・食を通して気の合う人と繋がっていきたい人

キュレーター森田さんからのメッセージ

【自由大学ライブトーク】「TRANSITION」 ゲスト:森田真衣氏 (SAKEstagramer / 日本酒文化研究家 / 自由大学「てのひらメディア学」「sense of SAKE」)×深井次郎(自由大学学長)


講義計画

第1回

SNSとインフルエンサーの現在

キュレーター森田真衣さんが今のSNS事情をお伝えします。まず、自分が何のために発信をするのか。「楽しいから」「あふれる表現欲」「友達とつながりたい」「成しえたいビジョンがあるから」「仕事の依頼を増やしたい」… など各自の目的によって、発信の内容は変わってきます。インフルエンサーの役割とは何か。活動する時のポイントを踏まえて、あなたの今後のSNSでの発信方法を考えていきます。この回でメインで扱うのは「インスタグラム」。情報発信の方法はもちろん、フォロワーとのコミュニケーション方法もお教えします。投稿の内容は表現の履歴書でもあるため、どんな世界観で全体を編集していくか。適切な内容と順番を具体的にどう決めていくのか、自分なりの軸が必要です。

 

・インフルエンサーとは?
・自分に合ったフォロワーの増やしかた
・インスタグラム投稿での画像の作りかた
・発信するコンテンツの考えかた
・自分の得意分野を見極めよう!

 

第2回

YouTubeのブランディング

YouTubeで独自性のあるチャンネルをつくるには、まず何を考えたらいいのか。「食」のジャンルも広いので、どう絞っていくのか。自分にしか発信できない内容をどのように見つけるか考えます。今回は、日本酒ブランドMUEZのプロデューサーでもあり、日本酒YouTuber「酔うちゅー部」も行なっている上田さんによる「ブランディング」のレクチャー。チャンネル登録者を伸ばすにはブランディングの構築はマスト。上田さん自身のチャンネルも登録者数を伸ばす中、何が「面白いのか」のアンテナの張り方、リサーチ方法もお伝えします。ただ「何となく良さそう」ではなく、ロジックを持って、どんな層に向けて発信するのか? どんなコンテンツがいいのか? など具体的にしていきましょう。上田さんはYouTubeを通してリアルイベントとの連動や、商品開発(オリジナル日本酒「酔うTube」)なども展開。メディアとして「オンライン」と「オフライン」の連動させ、相乗効果を上げるアプローチも学びます。

 

・ブランディング構築の上で大事にするべきこと
・youtubeでチャンネル登録を増やすためのロジック
・何が「面白い」コンテンツなのか?
・目標値はどこにフォーカスをして進めていく?
・コンテンツに独自性をどう出すか?

第3回

スマホ動画撮影&編集を実践しよう

料理はどう撮るのが効果的でしょうか? 世界観の作り方や動画の編集方法をお伝えします。この回のゲストであるHALUさんは「Yahoo! クリエーターズ」でヴィーガン中心の料理の動画を100本以上も投稿しており、独自の世界観を大切にしながら料理動画をアップしています。全てスマホひとつで完結!撮影も編集もとっても簡単なのにしっかりとした動画に仕上がります。そのノウハウの全てをシェアしてもらいます。慣れてくればほんの30分もあれば作りたい動画ができるようになってきます。

第5回に向けて課題を出しますので、それぞれで作品をもう一本作っていただきます。

 

・キャンパス内で実際に撮影をして編集をしてみよう
・HALUさんによる動画編集のデモンストレーション
・実際に撮影して編集したものの作品発表
・よくある「他人と似た感じの動画」から脱却するには?
・写り込んでOKなものとNGなもの
・目を引くサムネイルの作りかた
・動画を編集する際のポイントは?
・料理が美味しさが伝わる光のとらえかた、カメラ調整
・タイトルの付けかた
・レシピはどうやって考えていけばいいか?

第4回

動画で伝わる話しかた、魅せる表現

カメラを前にすると何を話したいのかわからない…。どうもかたくなってしまう…。誰しも、そんな経験をしたことがあるはず。キュレーターの森田真衣さんは「ミスユニバースジャパン」のファイナリストを経て、2014年からは「ミス日本酒」として全世界で「伝える」仕事をし続けています。人前で話すときに気をつけたいポイントやどんな伝えかたが効果的なのかをお伝えします。例えば「伝えたいことがあるのに、話している途中でうまくまとまらない」。そんな時もあることを気をつけておけば、頭の中がすっきりしてしゃべりやすくなります。苦手な人ももともと得意な人も、表現トレーニングをすれば必ず上達します。話す言葉はもちろんですが、表情や身振り手振りなど、非言語のコミュニケーションで相手に与える印象は大きく変わります。アナウンサーではないので正確さは必要ありませんが、自分なりの個性が活きる話し方を探求します。

 
・リアル対面時の話し方と、カメラ越しの話し方は違う
・台本は作ったほうがいいのか
・顔を出した方がいいケース、 声だけ、文字だけでもいいケース
・伝える声のトーンやリズム、カメラ映えする表情の作り方
・それをふまえて「自己紹介」をしてみよう!

第5回

動画をシェアしよう<発表と講評>

これまで学んだことを活かして第3回目で出した課題の発表をしていただきます。最初からパーフェクトを目指すのでのはなく、まずはできる範囲で作ってみる、人に見せてフィードバックを得ることが大切です。教授やメンバーから率直なフィードバックをもらい、精度を高めていきます。オリジナリティーを高めながら、自分らしさのでる動画をつくっていきましょう。

・作品発表とレビュー
・それぞれ気をつけたポイントなどをシェアしていただきます

森田真衣

キュレーター

森田真衣

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ゲスト

上田 睦紘

日本酒ブランドMUEZ ファウンダー/プロデューサー

上田 睦紘

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HALU

plant based food クリエイター/ビューティーライフデザイナー

HALU

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HALU

plant based food クリエイター/ビューティーライフデザイナー

HALU

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スケジュール

講義名
てのひらメディア学
日程

第1回:11月28日(土)13:00‐14:30

第2回:12月5日(土)13:00‐14:30(オンラインZOOM)

第3回:12月12日(土)13:00‐15:00

第4回:12月19日(土)13:00‐14:30

第5回:12月26日(火)13:00‐14:30

定員
12名  ※定員になり次第締切  
申込締切日
11月21日(土)
授業料
28,000円(税別)
キャンパス

第1.3.4.5回
表参道Commune キャンパス

 

第2回
無料ビデオ会議ツール「Zoom」によるオンライン講義です。

【講座方法について】

「Zoom」アプリケーションを使用します。

  • 事前にZoomのダウンロードと登録をお願いします。(https://zoom.us/download)
  • 参加にあたりカメラの【オン】を必須でお願いしております。
  • zoom参加方法は、お申し込み者さまに改めて講義前日にメールにて詳細をご連絡いたします。

【受講条件ならびにネットワーク上のワークショップに備えて】

  • 講義中に書き込むワークシートを事前に配布する予定です。
  • パソコン参加のみの受け付けです。スマホでの受講はご遠慮ください。
  • Zoomのビデオ、音声をONにしていただきます。
  • 課題や資料の共有のため、Facebookグループの参加が必須です。

 

持ち物、その他注意事項
スマホ機種は、iPhoneを中心に講義します。他機種については詳細設定が異なる場合がございます。
講義時間について
講義の進行状況により多少延長する可能性があります。
補講について
欠席の場合、講義の録画を共有します。 ただし、初回講義案内時にお知らせするメーリングリストにて、欠席のご連絡を<前日までに>予めいただいていた方に限り対応いたします。
連絡や課題提出について
課題の提出やフィードバック等で「facebookの非公開グループ機能」を使用します。 facebookアカウントをお持ちでない方は、講義初日までに登録しておいてもらえるとスムーズです。
コロナのリスクについて
マスク着用、手指消毒、換気の対策をした上で、実施します。もし東京都に緊急事態宣言が発令された場合に限り、オンライン講義に移行します。材料を郵送し、各自自宅で制作します。

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