講義情報

僕らのビール学

僕らのビール学

素材、飲み方、シーンに味わい、もっと広がるビールの世界

日本を楽しむ学部-circle日本を楽しむ学部
僕らのビール学

講義について

僕らはとりつかれてしまっている。
ラベルが期待を刺激し、未知なるものへのわずかな不安を感じながら栓を開ける。透明なグラスは細かい泡と共に色づき、注がれる振動と冷たさが指から伝わる。そして、香りは膨らみはじめる。
新しいものを口にするたびに発見や驚きに出会わせてくれる。

クラフトビールの多様性は最大の魅力ともいえる。把握しきれないほど多く存在するブリュワリーからさらに多くのさまざまなクラフトビールが生み出されている。クラフトビールを楽しむ旅は果てしない。

紀元前4000年のメソポタミア文明で生まれたビールは、作られる地域もスタイルも増え続け、その勢いは加速している。今回の「僕らのビール学」では人気がどんどん高まりさまざまなスタイルが生み出されているIPAとサイダーの2種類のスタイルをフォーカスし、探求する。

ここ数年は世界的にIPAがブームだが、ニューイングランドIPA(ヘイジーIPA、ノースイーストIPA)と呼ばれるスタイルが新たに生み出された。グラスの反対側が見えないほど濁っており、一般的なIPAとは逆に苦味は控えめで柑橘感が強いジューシーなIPAだ。そんな新しいスタイルのニューイングランドIPAを味わいつつ、モルティーなイギリス系IPA、バランスのとれたベルギー系IPA、辛口なブリュットIPAなどと飲み比べをして違いを楽しもう。
サイダーは、子供のころから飲んでいる炭酸のきいた清涼飲料水ではなく、りんごの醸造酒のこと。ビールとサイダーがどう関係しているのか疑問に思うかもしれないが、イギリスではパブのビアサーバーの隣には必ずサイダーが繋がっている。一方フランス語読みはシードルでワインを嗜む人たちの間で広く知られている。そのビールサイドとワインサイドの熱が合致して世界的に盛り上がりをみせている今、このジャンルを超えたムーブメントもサイダーに惹かれてしまう。

大まかな特徴は文字で書けるが、文字と実際に飲んだときの感覚には大きな差がある。ビール好きならビアバーのメニューの説明に裏切られたことは何度も経験済みだろう。自分の五感で体験しないとわからない。この講義では、座学や飲み比べ、ビールに精通したゲストを招いたり、ブリュワリーに行って醸造の現場に行くことで、学び、味わい、楽しむ。そして、この講義に集まるメンバーとの時間は、1人で飲んだり、大勢の飲み会とは大きく違うものになるだろうと楽しみにしている。あなたもきっと、とりつかれてしまっている1人のはず。


これまでのゲスト

  • 鈴木真也さん BAY BREWING YOKOHAMA代表
  • 村林 智さん 日本地ビール協会公認シニアビアジャッジ、ビアフェス企画運営
  • 朝霧重治さん 株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役社長
  • 丹羽 智さん Outsider Brewing 醸造家
  • 園田智子さん ハーヴェスト・ムーン ブルワリー、ブルーマスター
  • 青木辰男さん 麦酒倶楽部ポパイ オーナー、NPO法人日本の地ビールを支援する会 理事長、ジャパンクラフトビアパブ協会 顧問
  • 藤原ヒロユキさん ビール評論家・イラストレーター
  • 角井智行さん、佐野理恵さん シャトーカミヤ牛久ブルワリー(フィールドワーク)
  • 佐藤栄吾さん 「玉村本店」8代目・専務、「志賀高原ビール」ヘッドブルワー
  • 鈴木 等さん、由実子さん 麦雑穀工房マイクロブルワリー(フィールドワーク)
  • 木内敏之さん 「常陸野ネストビール」木内酒造合資会社 取締役
  • 和田 徹さん、福井森夫さん、吉野桜子さん SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(フィールドワーク)
  • 山田司朗さん 日本クラフトビール株式会社 代表取締役
  • 木村栄さん 石川酒造(フィールドワーク)
  • 田嶋 伸浩さん Transporter代表
  • 寺崎晶王さん うしとらブルワリー(フィールドワーク)
  • 川野亮さん クラフトビール東京代表
  • Devil Craft Brewery(フィールドワーク)
  • 瀬尾裕樹子さん ビール女子
  • 野田幾子さん コラボトリエ代表
  • 丹羽智さん アウトサイダーブルーイング(フィールドワーク)
  • 福島 茶坊主 寿巳さん
  • 山之内圭太さん Y.Y.G. Brewery(フィールドワーク)
  • 市原尚子さん ふたこビール(ふたこ麦麦公社)
  • ジョージ・ジュニパーさん TDM1874 (フィールドワーク)
  • 藤田孝一さん BRUSSELS
  • Michael Kelsallさん DISTANT SHORES BREWING(フィールドワーク)

(第15期募集開始日:2019年6月3日)

こんなかたが対象です。
  • ビールが好きなひと
  • 日本のビールシーンを盛り上げたいひと
  • クラフトビールを知りたいひと
  • ブルワリーを作っちゃいたいひと

講義計画

第1回

ビールの基本と日本のビール

ビールとは何か。世界には100以上の種類がある!? ビールの始まりから、素材などの違いも学びます。また、日本のビールについて大手からクラフトビール、独特なものまで様々なビールについて学びます。

第2回

IPA

基本的なビールのスタイルや作り方を抑えつつ、人気がどんどん高まっているIPAについて深掘りしていきます。

モルティーなイギリス系IPA、バランスのとれたベルギー系IPA、辛口なブリュットIPAジューシーなヘイジーIPAなどの醸造方法、素材についてや、ブリュワリーごとの特徴の違いなどをテイスティングと合わせて違いや好みを見つけていきましょう。

第3回

サイダー

皆さんが子供の頃からお世話になっているかもしれない透明な清涼飲料水ではありません。サイダーはりんごの醸造酒のことです。イギリスではパブのビアサーバーの隣には必ずサイダーが繋がっています。一方同意語はシードル(フランス語読み)でワインを嗜む人たちの間で広く知られています。そのビールサイドとワインサイドの熱が合致して世界的に盛り上がりをみせている今、日本のサイダー(シードル)伝道師にあれこれ聞いてみませんか?

 

ゲスト:リー・リーブさん

イギリス出身。inCiderJapan(インサイダー・ジャパン)合同会社のオーナー兼経営者。メディアデザイン、プロモーション、クリエイティブコンサルティングの他にも、サイダー(シードル)の輸出入や小売、関連グッズの販売なども手掛けている。また、外国産サイダーのブランドアンバサダーを務めることもあり、日本国内で広めるために活動している。さらに、日本初で唯一のサイダーに特化したバイリンガル雑誌、inCiderJapanの出版を行っている。

 

 

第4回

ビールの最前線(フィールドワーク)

東京近郊のブルワリー、ブルーパブなどにフィールドワークの予定。 ビール作りへの想いやこだわり、ブルワリーができるまでなどを学び、日本のビールについて深めていきましょう。(時間は前後する可能性があります)

 

フィールドワーク先:籠屋ブルワリー(東京・狛江市)

明治35年創業の老舗酒屋が営むブルワリー。2017年10月に醸造免許を取得、元大手ビールメーカー勤務だった江上裕士氏がヘッドブルワーを勤める。通常の醸造設備に加え、酵母の培養設備や杉樽の発酵タンクなど、見所が詰まっている。また、併設のレストラン「たすく」では自社ブルワリーのビール10種と、’発酵’にこだわった料理とのペアリングも楽しめる。

第5回

ビールの楽しみ方発表&ビールパーティ

地元のビール、お気に入りのビールなど、好きな食べ物に合うビール、様々なビールを持ち寄ってプレゼンテーション。さらに、仲間と一緒にじっくり楽しむもよし、イベントを企画するもよし、あなたなりの楽しみかたを考えましょう。

小山田貴子

教授

小山田貴子

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佐藤大智

キュレーター

佐藤大智

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三嘴 光貴

キュレーター

三嘴 光貴

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ゲスト

リー・リーブ

inCiderJapanオーナー

リー・リーブ

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籠屋ブルワリー(江上裕士)

ブリュワリー

籠屋ブルワリー(江上裕士)

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スケジュール

講義名
僕らのビール学
日程

第1回:7月17日(水)19:30-21:00

第2回:7月23日(火)19:30-21:00

第3回:7月31日(水)19:30-21:00

第4回:8月 3日(土)11:00-14:30

第5回:8月 7日(火)19:30-21:00

定員
9名 ※定員になり次第締切
申込締切日
7月10日(水)
授業料
28,000円(税別)
キャンパス

第1,2,3,5回 表参道 COMMUNE 2ndキャンパス、第4回 フィールドワーク

持ち物、その他注意事項
3回分の教材(試飲)代として初回に別途4000円徴収いたします。フィールドワークの交通費、飲食代等は実費です。
補講について
欠席した場合、来期の講義開催時に同じ回を受講することが可能です。 ただし、初回講義案内時にお知らせするメーリングリストにて、欠席のご連絡を予めいただいていた方に限り、1回のみ振替を受付ます。