”高校を卒業して大学に進学し、就職活動をする。企業などの組織に属して肩書きを得て、そこでキャリアを築いて働き続ける。”

確かにそれもひとつの選択。けれども、それだけが人生の選択肢ではないとモヤモヤとした気持ちを抱いている人も多いのではないだろうか。「自分の直感に従い、仕事をつくって生きていく」そんな働き方や生き方もあると、何かで見たり聞いたりしたことはあるけど、実際それってどういうことなのだろう、と。

人生にギャップイヤーを設定してみるという方法がある。ギャップイヤーとは人生の節目の時間を使って旅をする、というのがもともとのはじまりだが、ここでいうギャップイヤーとは、自分の人生を取り戻す経験のようなもの。 このままの人生でいいのか、と今いる場所を疑ってみる。 自分を取り巻く人間、時間、空間。 それらを見つめ直し、自分の人生で探求していきたいことやこれからの方向性を考えながら行動してみる。 “GAP（間）”の取り方で世界の見方は変わるのだから。

ギャップイヤーというと、ある程度長い時間をつくることを思い浮かべるかもしれない。実は、なにもそんなに構えることはなくて、日常からギャップを設定することはできる。どれぐらいの期間でどんなスタイルでつくるかは自由だ。

ギャップイヤーは、学生だけのものでない。大人になってからつくることだってできる。もしかすると、大人になってからこそ、自分の人生を立ち止まって考えるギャップイヤーが必要なのかもしれない。

ということで、8月のFirst Wednesdayでは、自らギャップを設定して冒険している５人の学生や社会人たちの話を聞いてみます。イベントでは、話を聞くだけでなく、参加者のみなさんといっしょに「ギャップイヤー」をテーマに対話をしていきます。気軽に疑問や問いを投げかけてみてください。

※ギャップイヤーナイトは、U29（29歳以下の方）を中心に開催することになりました。「29歳以下のマインドです！」という方も、もちろんウェルカムです！この企画は、「いま学生で、いま働きはじめて数年たっていて、ちょうどこれからの自分の働き方や生き方を考えているところで」というU29の人たちにも是非参加してほしいという、同じくU29の2人の自由大学インターン生から始まっています。同世代で同じテーマに興味を持っている人同士だからこそ、等身大のありのままの言葉で問いかけあえることもあると思います。フラットに語りあいましょう。また、U29限定の講義やインターンシップなども開始していきます。お楽しみに！