季節は春を迎え、早くも桜が満開の時期を迎える中、4月5日に永田町のみどり荘で行われたFirst Wednesday。今回は、そんな春の陽気な雰囲気をさらに増大させる、日本酒をテーマとした「SAKEナイト」の開催です。
初代ミス日本酒という豪華なゲストがいらっしゃるだけでなく、実際に蔵元から直送されたおいしい日本酒の飲み比べもできるということで、イベントの開始を心待ちにしていると、さっそく初代ミス日本酒の森田真衣さんがご登場。
日本酒を片手にSAKEナイトのはじまりです。
日本酒の起源や銘柄による味わいの違い、現在までも長く人々から愛されている理由について、実際に蔵元を訪れた際のリアルな情報をもとにお話いただきました。
全国各地に数え切れない程多くの種類がある日本酒ですが、その味を決めるポイントは「作り手」「水」「酵母」の3つ。どの水を使うのか、どのような作り方をするのかによって、出来上がった日本酒の味も全く異なるものになるというから面白いですよね。
今回準備した5種の日本酒の魅力を一つずつ丁寧にご紹介いただき、参加者の理解も深まったところでお待ちかねの飲・み・比・べ・タ・イ・ムです。
参加者の方々が思い思いの日本酒を手に取り味わう中、トークのバトンはファーマーズマーケットのスタッフをしている竹田潤平さんへ。
毎週土日、青山の国連大学前で開催しているマーケットには、普段農家の方々が運んでくださった新鮮な野菜が並んでいますが、年に数回「Aoyama Sake Flea」という100種の日本酒を飲み比べできるイベントが開催されているそうです。蔵元の方と直接話しながら飲み比べできるなんて、日本酒好きにはもってこいのイベントですね。
【新講義「sense of SAKE」日本酒を体系的に学び、美味しいの一歩先へ踏み出そう】
そうこうしているうちにイベントはあっという間に終盤に。参加者の方々もいい感じに酔いが回り、お気に入りの一杯を楽しんでいるところ、森田さんから重大発表が。なんと日本酒をテーマにした講義が自由大学で開講されるようです。
イベントだけでは語りつくせなかった日本酒の魅力を体系的に、そして実際に美味しく味わいながら学ぶことができます。日本酒好きの「あったらいいな」を形にしたこの講義、気になる方はぜひこちらからチェックしてみてください。
次回のFirst Wednesdayは『レクチャープランニングコンテストナイト』。通称“レクプラ”と呼ばれるこのイベントでは、森田さんが生み出した日本酒講義のような「ありそうでなかった」斬新な講義アイデアが毎回誕生しています。未来の講義が生まれる瞬間に皆さんも立ち会ってみませんか?ご参加をお待ちしています。
文:高越温子