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第74回「レクチャープランニングコンテスト」レポート(9月24日開催)

毎月最終土曜日開催 講義が生まれる瞬間に立ち会うイベント

未来の人気講義が誕生が誕生する瞬間に立ち会う!今月も、書類選考を通過した3名が、魅力的な講義のプレゼンテーションを披露してくれました。

【エントリーNo.1】
季節の和菓子をたのしむ/ 鈴木万久美 (すずきまくみ) さん

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人と一緒に楽むための和菓子、というテーマで色や形にこだわる、飲み物とのマリアージュを考えるという講義内容です。講義前半ではルーツ、比較、材料学という基本をおさえ、最終的には自分が作りたい和菓子を発表します。この人と食べるならどんな気持ちの色がいいだろう、あの人に贈るならどんな形がいいだろう、自分で作ってみることで、自由な創作をもっと和菓子を題材にしてみよう、という提案です。食べることが好き、誰かとコミュニケーションを楽しみたいという人にぜひおススメしたい講義でした。

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【エントリーNo.2】
クリエイティブライティング/ORDINARYチーム

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自分の本をつくる方法教授、深井次郎さんの発表です。サブタイトルは「独立して生きるための文章学」。志を持っている人が独立しやすくなっている今の時代、自分がやりたいこと、想いを丁寧に発信できる力をつけてもらいたいと語る深井さん。いつも文章を書くときは「この人のために書く」と決めて執筆しているのだとか。文章は贈り物。贈り物として価値のある文章をもっと書けるようになりたいという人にはもってこいの講義内容です。知識を教えたいのではなく、実践あるのみフィードバックを中心とした講義設計になっています。

 

【エントリーNo.3】
「デザイン思考」による新しいものづくり-途上国のマテリアルを用いて/山中裕太(やまなかゆうた)さん

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発展途上国のものづくりを応援している日本のODA事業。しかしなかなか市場で評価される製品になっていないのではないか、という問題意識で登壇してくれました。そもそもODAとは何なのか、何を支援することが彼らの幸せになるのか、講義の発表からどんどん問題意識が刺激されていきました。「助けたい」という関わり方ではないODA事業を模索する講義にも発展しそうな予感がしました。

 

そして、今月の優勝者は…

なんと二組!【エントリーNo.1とNo.2】鈴木万久美さんとORDINARYチーム深井次郎さんでした!

 

次は、10月29日(土)15時から開催いたします。沢山のご参加をお待ちしております!



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