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自由大学祭2016レポート

自由大学祭2016 大盛況のうち終了!

シュウゴウ

二十四節気では“小満”、空ではちょうど満月を迎え、木々の緑も人の気もむくむくとおおい繁る「活動」の季節を象徴するかのような2016年5月22日、『自由大学祭2016 “STUDY EXPERIENCE-学びの経験”』が盛大に開催されました。13もの出店ブースに学長や教授陣、卒業生によるトークライブとこれでもかと熱気をぶつけられるようなラインナップです。

「旅」、「本」、「料理」、「パーティー」、「茶」、「日本酒」、「似顔絵」、「靴磨き」、「映像」、「音楽」、「カフェ」、「乾物」、「スパイス」…。各々過去の学びの“EXPERIENCE“が土台となった講義ブースに、来場ゲストのわくわく感、主催メンバーの緊張感・高揚感が混じりあい、新しい“EXPERIENCE”を生み出しているようでした。準備までの時間で正直なところ不安もあったメンバーは少なからずいたはず…が、まったくの杞憂といってよいほどの大盛況ぶりに、ますます学びのアウトプットへ弾みのついたメンバーもいたはずです。

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【学びの経験を実行するということ】

自由大学で展開されるさまざまな学びのインプットは、「脳内への知識」「体と心に刻まれた経験と記憶」であり、どんどん蓄積されます。今回はそこに、「実際に動いてみる」というアクションが加わり、自ら内蔵していた経験値や知識が、そうしたバックグラウンドを知らない「外」とつながる場が会場のあらゆる場所で展開されました。めまぐるしいインプットで「知ったつもり」になっていても、実際に動いてみてはじめて感じる感覚が、卒業生にも来場いただいたゲストにもあったのではないでしょうか。頭の中の知識や経験値だけではその範囲内での考えや判断にとどまり、時に歩みが止まることは感覚値として経験した人が多いと思いますが、そこに他の知見や要素が外から入りこむと、突然目の前の道が開き、新しい観点が生まれてまた前に歩くチカラが出てくる。誰よりも今回の大学祭で学びのEXPERIENCEを得られたのは、準備中から行動し続けた卒業生だったのかもしれません。そしてこの活気あふれる空間を一緒に創ってくださった来場者のみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。

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【1年後の化学反応や如何に】

今回会場を見ていて、ふらっと大学祭に訪れた「自由大学はじめまして」の方々が多いことも印象的でした。どんな場所なのか、どんなメンバーがどんな学びを披露しているのか、Welcome精神で自ら案内する受講生と来場者の会話もあたたかい空気を生み出していました。

「楽しそうだから寄ってみた」

無垢な直感をそのままに、どうぞ自由大学へまた遊びにきてください。1年後の大学祭では、もしかしたら今日訪れたゲストがブースで学びを披露しているかもしれません。

First you jump off the cliff and you built wingson the way down  (Ray Bradbury)

「まずは行動しよう、考えるのはそのあとだ」、といった精神。無鉄砲なようでも、学びを行動に移すと、奇跡的な出会いやモノゴトの引き寄せが待ち構えているものです。

また来年の自由大学祭まで多くの学びと出会いであふれたい1年となりますように!

[txet:八児美也子 photo:松本マサナヲ]



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