クリエイティブ都市学キュレーターの小柴美保さんたちが、クリエイティブな都市づくりにも通じる個のパワーに着目した新たなプロジェクトを始めます。第一弾は、みどり荘やIKI-BAで展覧会やパーティーやイベントを一緒につくろう、です。
”個人のパワーをどこまで集められるかのチャレンジ。
そしてデザインを一緒に盛り上げる喜びを！”
夏にクリエイティブ都市学ストックホルム編を開講しました。人口900万人という小国スウェーデンの首都ストックホルム。そこは世界的権威のあるノーベル賞開催都市であり、北欧デザインのメイン都市の1つでもあります。さらに、ご存知の企業VOLVOやSAABといった自動車企業、欧州第2位の家電メーカーのエレクトロラックス、そしてH＆M、IKEA、SKypeなどが成長した都市です。私たちは講義と現地への旅を通じて、その都市がアクティブでクリエイティブな要因はなにかを探ってきました。
今回東京デザインウィークに合わせて、みどり荘で、講義のゲストでありストックホルムでもお世話になったデザイナーKatrinとキュレーターGustafのキュレーションのもとでスウェーデンデザインにおいて今、何が起こっているのかを解き明かすエキシビション”Contemporary Collected”を10/28-11/4に開催します。
そして、このエキシビジョンを皮切りに、新たなチャレンジをスタートしました。ネットでの署名活動によって世界が動く、Twitterでの一言が世界中を駆け巡る、小さなサポートで大きなプロジェクトが動く等々、個のパワーを直接目的に反映できる今、デザインをデザイン好きが直接サポートできるプロジェクトを立ち上げました。”Contemporary Design Lovers(CPDL)”
デザイナーが創ったプロダクトを展示したいとき、製品化したいとき、これまでは企業に対して頭を下げてスポンサーシップを得るということをしていましたが、デザインが好きな人が直接的に展示会や製品化をサポートする。そのような動きが生まれることを期待しています。
”Contemporary Collected”サポートすることで、デザインシーンを自ら盛り上げサポートしていく。そのようなことに関心のある方、ぜひ”Contemporary Collected”のオープニングに参加したり、CPDLメンバーとなって一緒に盛り上げて行きたい、と願っています！
個のパワーの盛り上がりは、クリエイティブ都市形成の１つの要因だでもあると思います。
プロジェクトへの参加方法や詳細は”Contemporary Design Lovers”のサイトから どうぞ。
