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なかおか ようこ

なかおか ようこ

金継ぎ師

2011年、京都市立芸術大学大学院 美術研究科工芸専攻漆工修了。大学院在籍時に、留学制度によりフランスのエコール・デ・ボザールで単位取得。

大学院修了後、アパレル業界でブランドのプレスなどを経て、再び漆の世界へ。ウィーンで漆の修復をしている更谷富造氏の著書を拝見し、「漆が仕事になる!そして海外と漆という自分の中ではどうしても合致しなかったことの解答がここにある」と衝撃を受けウィーンの工房を訪問するが、国宝レベルのものが扱われているのを見て「弟子入りしたい」とは言い出せず、まずは帰国して日本で基礎の蒔絵技術を学びなおそうと決意。

2015年 加賀市にある漆工芸大下香仙工房にて蒔絵の弟子入り。
2018年に蒔絵の修復技法を習うため、ウィーンから帰国した更谷富造氏に師事。
現在は、漆器や九谷焼の産地である石川県に家族と暮らし、金継ぎの仕事を中心に直しの仕事をしている。

 

 

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