世界的な変化の渦中。在宅ワークでオンオフの切り替えができなかったり、仕事内容が変わったりと、知らず知らずのうちに心身のバランスが崩れてしまう人が増えています。
実現したい未来に向かって、忙しく日々を過ごす私たち。夢を追うには、健康に整った心身があると心強いものです。
高いパフォーマンスを続けるために、意識して立ち止まる時間をつくり、体調に向き合う方法を一緒に学びましょう。
感情や思考をデトックスする瞑想で、自身を肯定する
現代人の私たちは、仕事に忙殺されたり、インターネットにはいつも繋がりっぱなしです。気づくと情報の波に巻き込まれマルチタスクで集中力がなくなったり、気持ちがささくれだつ。疲れ切ったら、マッサージに行ったり、エナジードリンクを飲んだりして、なんとか身体を保っている方もいるかもしれません。
心身の健康は、不要物をデトックスすることから始まります。
まずは、心について。
あなたは現在の自分について形容するとき、どんな言葉が浮かぶでしょうか?
自分の価値観をみつめることで、様々な「気づき」が生まれます。それを自分でジャッチすることなくノートに書き出してみるだけでも、心の中がすっきりとし、感情や思考の整理ができるようになります。
これを「ジャーナリング」と呼びます。ジャーナリングを通して多くを気づき、自分自身を知ることができます。良し悪しをジャッチメントするのではなく、自分自身を知ることで自分でいることを肯定していくことができるようになります。良い感情も悪い感情もあってもよい。ただ通り過ぎるのを待つことができ、不快なストレスへのアプローチが変わっていきます。社会的な常識ではなく、自分の感性を見つめてあげることで、自分の選択に自信を持てるようにもなるのです。
心を整える基本として「瞑想(≒ マインドフルネス)」があります。瞑想は呼吸にフォーカスをしていくことで内観性を高め、意思の強さを鍛えられます。ジャーナリングだけではなく、瞑想を取り入れることでより自分自身の思考の癖やジャッチメントを認識できるようになります。
何も取り入れないファスティング、だから甦る
次に体のデトックスとして、「ファスティング」を学びます。ファスティングといえば、断食。日本だとお坊さんがやっているような「断食道場」などもあり、修行のようなイメージを持っている人もいるかもしれません。
実際のところファスティングは体をリセットさせ、免疫機能を整えるために非常に効果的なのです。ただ、むやみやたらに何も食べないというファスティングでは日常生活に支障をきたす可能性もあるので、様々な方法でのファスティングをお伝えします。
人間の三大欲求のひとつである「食」を遮断することは、大きなチャレンジです。しっかりと仕組みを理解し納得することで、自らの意思でファスティングを選択できるようになります。決してダイエットのためにやるのではなく、あくまで毎日エネルギーに満ちた身体であるためのメンテナンスが目的です。
今日の食が、未来の身体を作ります。
どんなものを食べるかが、おのずと心身の健康につながっていきます。ファスティングでデトックスした先の選択として「何を食べるか」もポイントになってきます。
スーパーに並んでいる加工食品の中にも実は有害物質が含まれていたり、食べ続けると健康被害が懸念されるものもあります。体によい食べ物を正しく理解することで、自分の体を俯瞰してクリエイトしましょう。
Instagram @macrobigram
キュレーター森田真衣さんより
「インスタントな健康法ではなく、本質的なベーシックを探っていこう」
今回学ぶデトックスの方法はいずれも、すぐに劇的な体感があるものではないかもしれません。ただ、一つの行動を取り入れるか否かでその違いは数か月後、数年後には大きなものになっていきます。
自分の行動を変えるものは「気づき」。この気づきの感度を高めることでより自分自身を理解し、結果として自分を肯定できるようになります。
日々のやるべきことに追われていると人はストレスを感じやすく、評価を気にしがちです。
そして最終的に自分で自分を評価してしまうのです。
自分が自分の一番の味方であり、未来をクリエイトできるのも自分自身。この講義をきっかけに自分らしくあることを許し、心地よいやり方で向き合う方法を実践していきましょう。
この講座では皆さんに気づきを発言していただくシーンも多くあります。受講生、講師、キュレーターみんなで創り上げていき、実りのある講義にしていきましょう!
(第1期募集開始日:2021年10月18日)