講義情報

粉もの料理研究室

新講義

粉もの料理研究室

粉からはじめる豊かな食卓

丁寧に暮らす学部-circle丁寧に暮らす学部
粉もの料理研究室

講義について

粉もの料理研究室

 

小麦粉料理を極める

世界中には、数えきれないほど多様な小麦粉料理があります。

特別な材料がなくても、小麦粉と水、そしてほんの少しの材料があれば、食卓を豊かに彩る一皿を作ることができます。

「買うもの」「食べに行くもの」と思っている料理でも、ちょっとしたコツを知れば、自分の手で作れるのです。
想像以上にレパートリーが広く、作る過程そのものも楽しいのが、小麦粉料理の大きな魅力。

そして何より、あつあつ、じゅわり! 出来立てを味わえるのは、作った人の特権
日々の食卓がもっと豊かに、もっと楽しくなることを実感できるはずです。

「粉もの料理研究室」で、日常の料理をさらに美味しく、そして自由に楽しんでみませんか?

 

粉もの料理研究室

 

この講義では、仲間との出会いはもちろん、次のような学びを大切にしています。

  1. 先人の知恵にふれながら、小麦粉料理の技を身につける
  2. レシピを自由に考える発想力を育む
  3. 料理をきっかけに、楽しさを広げていく

「粉もの料理研究室」の教授としてお迎えするのは、料理家・写真家として多岐にわたりご活躍のminokamo長尾明子さん。

郷土料理を伝える活動の一環で、地粉の魅力を伝える活動も全国各地でされています。ご自身の著書や数々のメディアでは、地域の食文化の素晴らしさ、粉料理の楽しさを執筆されています。

最終回では、自分たちで作った料理を写真におさめるプチ撮影講座を行うのは、長尾教授だからこそできる特別な学びです。

食べる人を想い、食にまつわる背景を大切にされる長尾教授。粉料理の技術はもちろん、食を通じた豊かな暮らしのヒントを、教授と一緒に基本を超えてオリジナルを探求できることを楽しみにしています

 

粉もの料理研究室

 

教授よりメッセージ

自由で楽しい料理の魅力をお伝えしたい

はじめまして、minokamo長尾明子 と申します。
米や小麦といった主食は、日々の食卓に欠かせない食材のひとつです。日本にも多くの小麦粉料理があり、これまで小麦を主食に元気に暮らしてきた方々との出会いも、私にとって大切な学びとなりました。その出会いをきっかけに、小麦粉料理を改めて見直し、深く知りたいと思うようになりました。小麦粉生地に触れる感触や、発酵の時間を見守ることも大好きで、パン屋やブラッセリーにて約5年間、製造を担当しました。

講義では、小麦粉料理を通じて先人の知恵にふれながら、日々の食卓に取り入れられる自由で楽しい料理の魅力をお伝えできれば嬉しいです。

 

(第1期募集開始日:2025年8月25日)

◎こんなかたが対象です

 この講義は、粉もの料理を通して、「食の楽しさ」「料理の発想力」が得られます。

 

・「粉もの」が好きで、手づくりを始めてみたい方
市販の粉もの料理を食べるだけでなく、自分で一から作ってみたいと思っている方。

 

料理のレパートリーを広げたい方
幅広い小麦粉料理の基本を学び、料理のバリエーションを増やしたい方。


料理を通じて新しい仲間と出会いたい方

同じ趣味を持つ人たちと、楽しく料理を作り、語り合えるコミュニティを探している方。

 

「食べる」ことだけでなく、「作る」ことにも喜びを感じたい方
自分で作った料理の美味しさや、その過程を楽しむことに価値を見出す方。

 

日々の暮らしをより豊かにしたい方
料理を通じて、丁寧な暮らしや、食卓の楽しさを大切にしたいと考えている方。


講義計画

第1回

粉と水が織りなす魔法を体験「さくっと水餃子研究」

講義のコンセプト説明、教授・参加者の自己紹介。まず、小麦粉の種類や特性を座学で学び、水餃子の皮の成形を体験。実食します。ベースは同じ生地でも、仕上げやアレンジで、味は多様に楽しめることも体験できます。具材の包み方や形の違いを研究しながら、粉ものの奥深さに触れていきます。

第2回

非発酵生地の可能性「ハフハフ胡椒餅研究」

気軽にでき、応用できる膨らむ生地の作り方、香ばしく焼く方法を学びます。台湾のストリートフード、胡椒餅(フーフーピン)をつくりながら、イーストを使わない発酵生地の可能性を探求します。生地を伸ばし、たっぷりの具材を包み、じっくりと焼き上げれば、外はサクサク、中はジューシー。熱々を「ハフハフ」しながら、台湾本場の味を体験しましょう。

第3回

発酵生地の魅力「秋の肉まんとピザ研究」

発酵生地ならではの、豊かな香りと、もっちりした生地は格別。発酵はハードル高いと感じている方も、この講座で、思いついた時に気軽に作れるようになります。自分で作った、「肉まん」を蒸し上げて試食。同じ生地で、「秋のピザ」も作ります。発酵前後の生地の違いや、具材との相性をじっくりと味わいましょう。

第4回

手打ち麺の探求「手打ちパスタ研究」

手打ちパスタのイタリア/オリエッテ、日本/すいとん、から発想した異なる文化の麺料理を研究します。水との配合やこね方、素材で全く異なる料理になることを体験できます。作った料理を試食しながら、それぞれの食感や味の違いを比較・考察することで、粉ものの奥深さを再認識します。

第5回

研究発表会「オリジナルメニュー考案/料理写真撮影レクチャー」

これまでの研究の集大成です。学んだ技術や知識を活かし、各自でオリジナルの小麦粉料理を考案。
そして、プロの写真家でもある教授による撮影レクチャーも開催します。
完成した料理をより魅力的に見せるためのプチ写真撮影会を行い、SNSでの発信にも役立つちょっとしたコツを学び、研究の成果を美しく記録に残しましょう。

minokamo 長尾明子

教授

minokamo 長尾明子

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ORDINARY

キュレーター

ORDINARY

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スケジュール

講義名
粉もの料理研究室
日程

第1回:9月27日(土)10:30−12:30

第2回:10月4日(土)10:00−12:30

第3回:10月4日(土)12:30−15:00

第4回:10月18日(土)10:00−12:30

第5回:10月18日(土)12:30−15:00

定員
12名  ※定員になり次第締切
申込締切日
9月26日(金 )
授業料
36,000円(税抜)39,600円(税込)
キャンパス

MIDORI.so NAGATACHOキャンパス

【住所】
東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO 5F

【アクセス】
半蔵門線・南北線・有楽町線 「永田町駅」
4番、9番b出口より徒歩2分

 

持ち物
①筆記用具 ②エプロン ③お手拭き ④食材費(1回〜4回):合計3,200円(税込) 初日に現金でお釣りのないようにご持参ください。
写真レクチャー
スマホ(その他カメラでも)を持参ください。手早く魅力的に撮影しましょう。
補講について
次の期の同じ回を受講することが可能。補講振替は1回のみ。
休憩時間
適時休憩をとります。昼食時間は、試食などございます。
卒業後のメンバー同士の発展について
「粉もの料理研究室」で生まれたつながりは、講義期間だけのものではありません。 料理を「つくる」「食べる」喜びを分かち合った仲間として、卒業後もゆるやかで温かいコミュニティが続いていくことを目指しています。 たとえば、有志で集まって季節の粉ものイベントを開催したり、クラフトビールなど、他の講義とコラボレーションして企画を発展させる可能性もあります。 共通の興味をきっかけに、料理の輪を広げたり、それぞれの得意なことを活かして新たな活動を生み出したり。ここから始まる、食を通じた豊かなつながりを一緒に育んでいきませんか?
お申し込みいただいた方へ
9/21に詳細メールをお送りします。

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