
小麦粉料理を極める
世界中には、数えきれないほど多様な小麦粉料理があります。
特別な材料がなくても、小麦粉と水、そしてほんの少しの材料があれば、食卓を豊かに彩る一皿を作ることができます。
「買うもの」「食べに行くもの」と思っている料理でも、ちょっとしたコツを知れば、自分の手で作れるのです。
想像以上にレパートリーが広く、作る過程そのものも楽しいのが、小麦粉料理の大きな魅力。
そして何より、あつあつ、じゅわり! 出来立てを味わえるのは、作った人の特権。
日々の食卓がもっと豊かに、もっと楽しくなることを実感できるはずです。
「粉もの料理研究室」で、日常の料理をさらに美味しく、そして自由に楽しんでみませんか?

この講義では、仲間との出会いはもちろん、次のような学びを大切にしています。
- 先人の知恵にふれながら、小麦粉料理の技を身につける
- レシピを自由に考える発想力を育む
- 料理をきっかけに、楽しさを広げていく
「粉もの料理研究室」の教授としてお迎えするのは、料理家・写真家として多岐にわたりご活躍のminokamo長尾明子さん。
郷土料理を伝える活動の一環で、地粉の魅力を伝える活動も全国各地でされています。ご自身の著書や数々のメディアでは、地域の食文化の素晴らしさ、粉料理の楽しさを執筆されています。
最終回では、自分たちで作った料理を写真におさめるプチ撮影講座を行うのは、長尾教授だからこそできる特別な学びです。
食べる人を想い、食にまつわる背景を大切にされる長尾教授。粉料理の技術はもちろん、食を通じた豊かな暮らしのヒントを、教授と一緒に基本を超えてオリジナルを探求できることを楽しみにしています。

教授よりメッセージ
自由で楽しい料理の魅力をお伝えしたい
はじめまして、minokamo長尾明子 と申します。
米や小麦といった主食は、日々の食卓に欠かせない食材のひとつです。日本にも多くの小麦粉料理があり、これまで小麦を主食に元気に暮らしてきた方々との出会いも、私にとって大切な学びとなりました。その出会いをきっかけに、小麦粉料理を改めて見直し、深く知りたいと思うようになりました。小麦粉生地に触れる感触や、発酵の時間を見守ることも大好きで、パン屋やブラッセリーにて約5年間、製造を担当しました。
講義では、小麦粉料理を通じて先人の知恵にふれながら、日々の食卓に取り入れられる自由で楽しい料理の魅力をお伝えできれば嬉しいです。
(第1期募集開始日:2025年8月25日)