ブログ

こんにちは、自由大学キャンプin仙台・プロジェクトリーダーの大内征です。
突然ですが、12月初旬は収穫の時期です。というのは、実は9月に実施した荒浜の支援キャンプで植えた野菜が、そろそろ収穫の時期を迎えようとしているのです。
この畑から収穫できそうな野菜は、大根・かぶ・白菜・レタス・小松菜・からし菜などなど。現地からの報告では、なかなか良く育っているとのことで、非常に楽しみ。今回は、その畑作業の様子をレポートしたいと思います。
201109_Camp-in-Sendai (165).JPG


遠藤農園の農地再生作業を行う中で、参加者の多くがとても農業に関心を示していたことが印象深かったシーズン2。そんな私たちの思いを知ってか知らずか、遠藤農園のお父さんのご好意によって、畑の一角を使わせていただくことになりました。
みな長靴をはき、初めて扱う農具を手に、いざ出陣!
201109_Camp-in-Sendai (145).JPG
もくもくと畝を作り、野菜の苗を植え、種を蒔くといった作業を行う参加者たち。
すでにちょっと肌寒仙台。特にここ荒浜は海も近く、風も冷たい中でしたが、女性も男性も積極的に取り組んでいました。
201109_Camp-in-Sendai (76).JPG
201109_Camp-in-Sendai (84).JPG
201109_Camp-in-Sendai (150).JPG
東京のコンクリートジャングルの中で日々を過ごし、自然との関わり合いが薄れていく日常を過ごしている反動なのか、今回の支援キャンプの参加者の多くが、かなり夢中になって農作業に取り組んでいたことが非常に印象的でした。
そして、この作業の流れは10月に行ったシーズン3へ受け継がれます。
この時の参加メンバーも、実に楽しそうに畑仕事をしていました。『農業』という共通の関心事があると、自然と会話も弾むというもの。参加者それぞれが、遠藤さんのお父さんやお母さんと会話している光景を見ると、小さいながらも継続的で具体的な支援活動を目指してきたこのキャンプin仙台のあるべき姿の一端を実感することができました。
201110_CampinSendai (106).JPG
遠藤農園は、すでにかなりの種類の野菜を出荷できるところまで復旧しています。自由大学では、青山の国連大学前で行われているFarmer’s Market@UNUで販売支援をテスト的に行い、大きな成果を得ることができました(その時の模様はこちら)。これを弾みとして、今後も継続的な販売支援活動に繋げていきたい、そう考えています。


関連記事:
『怪談』は東北を知る近道
「東京で続けていく 復興アクション」〜キャンプin仙台シリーズを終えて〜
LAST THURSDAYで「キャンプin仙台」の活動をレポート



関連するブログ