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自由大学では昨年、仙台市若林区に「若林キャンパス」をつくり、仙台の地域文化と大震災について学ぶ「キャンプin仙台」を4回に渡って開催してきました。この取り組みでは「若林キャンパス」をご提供いただいている遠藤農園で、夏は農地に散乱した瓦礫を拾い、農地再生のお手伝いをし、秋には畑で収穫した野菜の販売なども行ってきました。
そして今春、遠藤農園では稲作をはじめます。しかし、あの津波でフォークリフトが壊れてしまい、いまだ新しい機械を買うことができずにいます。ずっと機械でやっていたものを、今年は人力でやらなければなりません。もちろん遠藤さんのご家族だけでは、到底終わらない作業量。力になってくれる多くの方が必要です。この種まきは2年ぶりに始まる米作りの第一歩。5月には田植え、秋には収穫が待っています。


東京の私たちは農作業の素人であり、新米ですが、「新米がつくる新米」というのも新しい時代のスタートを予感させます。初めてだから遠慮するのではなく、初めてだから挑戦していく。新米の力が必要。週末に東北で農作業をし、いっしょにご飯を食べ、語りあい、有意義な時間を過ごしましょう。
【復興クラブについて】
「キャンプin仙台」の取り組みは、自由大学の卒業生を中心に始まりました。2年目となる今年はこのメンバーが中心となって、「復興クラブ」を立ち上げ、今回の米作りサポートプログラムを始め、様々な継続的支援を行っていきます。5月には、復興クラブのリーダーを務める大内征さんが教授となる「東北復興学」も始まり、去年までの仙台での活動に加え、東京でもできることを考えていきます。(昨年の様子はコチラ
【今回の募集について】
■作業内容
遠藤農園の田んぼに植えるための稲の種まきを手伝います。
また、今回の種まきでできた苗の田植えを5/19・20に行う予定です。
■日程
4月21日(土)~22日(日) 1日のみの参加も可能。
21日:9:30現地集合
22日:16:30現地解散
※希望者は、21日は9:00に仙台駅に集合し、バスで現地に移動できます。
※21日のみ参加の場合は16:30解散となります。
※宿泊はテントとなります。レンタルテント1泊1000円。
※食事は現地でみんなで、あるいは当番制で料理をします。
■場所
仙台若林キャンパス
宮城県仙台市若林区三本塚中谷地277
※仙台駅からバスで30分。徒歩12分。21日朝は仙台駅で集合して向かいます。
※今回の稲作は津波の被害を免れた田んぼを中心に行います。遠藤農園より歩いて向かいます。
■持ち物
軍手・長靴・防寒服・寝袋・テントなど。
※夜間は冷え込みが厳しいため、ダウンなどの寒さ対策が必要です。
【参加費】
10,000円(4/21の一日のみ参加の場合は5,000円)
※4/21(土)の当日のみの参加では昼食込み。
※4/22(日)までの2日間の参加には夕食・朝食込み。
※参加費に含まれないもの
・交通費(現地集合・現地解散です)
・復興クラブメンバー登録料1,000円(詳細は下記ご参照ください)
※参加費は当日現地でお支払いいただきます。
※復興クラブメンバー登録について
本活動に参加する際は、復興クラブメンバーにご登録いただいております。
ご登録いただいた方には、現地活動時にメンバー証を配布します。
この制度は、不特定多数・無制限な活動地・敷地の立ち入り予防とし、
復興クラブメンバーには優先的な敷地・施設利用ができるものとします。
登録料は1,000円(初回のみ・返金不可)です。
予めのご理解のほど、よろしくお願いいたします。
<詳細については、お申し込み後しおりをお配りいたします。>
▼お申込みは下記からお願いします。
お申込みフォーム


昨年秋の遠藤農園の様子(米作りの農地とは異なります。)



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