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卒業生、教授、キュレーターみんなの同窓サロン「フリユニクラブ」がはじまりました。
4/23(土)に行われた記念すべき第1回は「東北のお酒を飲んで想いを寄せる小さなパーティー」。
入門日本酒学」の杉村啓教授と「日本ワイン学」の大滝恭子教授が選んだ東北のお酒を片手に、美味しいおつまみあり、卒業生の活動報告あり、新講義の紹介や東北の様子報告あり、仲間と語らう時間あり、な楽しいパーティーになりました。


用意されたお酒はこんなラインナップ
<日本酒>
蔵粋桃色にごり酒桜(福島県)
こんな日本酒もあるんだということで、この季節ならではの桃色のにごり酒を用意してみました。低アルコールでとても飲みやすく、また華やかです。味的にはヨーグルトのお酒みたいなんですが、日本酒なのです。また、モーツァルトを聴いて育ったお酒で、蔵粋は「くらしっく」と読みます。
純米生酒奈良萬(福島県)
奈良なんて名前が入っていますけど、福島のお酒です。
上記のページに書いてあるような、青リンゴのような爽やかな酸味が特徴の生酒です。
弥右衛門本醸造超辛口生酒(福島県)
こちらは日本酒好きにオススメしたいお酒です。
最初にがつんと辛口の味と旨味が押し寄せてきて、でもスッと後味が消えていく。
飲み飽きないお酒です。弥右衛門は「やえもん」と読みます。
・あさ開蔵出し純米吟醸原酒(生酒)(岩手県)
地元でも売られていない限定のお酒を入手しました。華やかな香りで飲みやすい純米吟醸原酒です。確か岩手のお米を使っているはずです。ちなみにあさ開は「あさびらき」と読みます。
・いちはさまのお米 純米酒 生酒 棒掛け自然乾燥(宮城県)
宮城県は一迫町(いちはさまちょう)で作られたトヨニシキというお米を使ったお酒です。そのまま自然乾燥させたお米で作られているのが売りです。
この他にも日本酒学の卒業生の皆さんが差し入れてくださったお酒もありました。

<ワイン>
・エーデルワイン 五月長根葡萄園(白)(岩手県)
岩手県花巻市大迫町リースリング・リオンというブドウを100%使用したワイン。
第8回国産ワインコンクール【銀賞】受賞 awc vienna 2010 【Silver】受賞。
適期に収穫した良質な葡萄を長期低温発酵させたやや辛口の白ワイン。柑橘や新鮮な青リンゴ
を感じさせる果実香と爽やかな酸味が特徴の逸品。国産ワインコンクール 8年連続入賞。
大迫町内の葡萄栽培者全員が「土づくり」「化学肥料・農薬の低減」を一体的に行い
エコファーマーの認定を受けている。
・高畠ワイン 上和田 ピノ・ブラン2009年(白)(山形県)
山形県高畠町上和田地区 ピノ・ブラン100%使用の山形県産認証ワイン。
果実とハーブのフレッシュな香りが立ち上る辛口白ワイン。
マスカット、青リンゴ、生花、ハーブを 思わせる清々しい香りにパイナップルや
フルーツキャンディーの果実香。豊かな酸味と清冽なキレが印象的な辛口白ワイン。
・朝日町ワイン ロゼ(山形県)
朝日町内産マスカットベリーA種を使用したロゼワイン。
2010国産ワインコンクール 銅賞(3年連続受賞)。
マスカットベリーA種を原料に白ワインの製造方法で醸造した 「ブラン・ド・ノワール」
タイプの本格派のロゼワイン。低めの圧力で搾った果汁を低温発酵させている。飲み口は
甘さと酸味、こくのバランスが良く、果実の豊かな香りが特徴。
・タケダワイナリー 蔵王スター(赤)(山形県)
山形県内産マスカット・ベリーA種を100%使用した赤ワイン。
発売以来根強いファンをもつ、「蔵王スターワイン」シリーズ。
蔵王山麓で収穫された新鮮な完熟ぶどうを吟味し使用。確かな技術と経験に裏付けされた、
独自の醸造技術で、丁寧につくられている。素直で飲みやすく、バランスのとれたソフト
で軽めの赤ワイン。油の多い料理や、焼肉などに良くマッチ。

そしておつまみは、「100%オーガニックフードを自分で育てる」と「『なりたい自分』になる〜顔学〜
の卒業生でもある中野香織さんが手作りでご用意くださいました。
・サーモンの大根サンド(麹がかもすまぁるい味)
・さっぱりピクルス  (パリパリ、和風のさっぱりピクルス)
・しらあえ (おとうふのやさしいころもで和えました)
・ピリとろおから (きっとおからがすきになる?ジャンクな味)
・ばっけみそ+野菜スティック (春がふぅわり香るみそでどうぞ)
・クリームチーズのざくざくディップ(意外な組み合わせ?!)
・つくね兄弟 (コロコロふたつの味)
・うどのきんぴら (ピリリ、実山椒が効いてます)
・きんぴらロール (ぱくっとつまめるきんびらごぼう)
ふきのとうは岩手産、白和えに使うおとうふとおからはこのたび被災された宮城県の
社会福祉法人はらから福祉会蔵王すずしろのものを使用してくださっています。

会場が盛り上がる中、オープンマイクでたくさんの卒業生から活動報告が。
未来の仕事」卒業生の太田睦さんから
Twitterを通して手軽にギフトが送れるという話題のサービス『giftee』についての紹介がありました。
http://giftee.co/
「『ありがとう!』と伝えることを、もっとカジュアルにしたい。」と語る太田さん。
現在は都内のカフェを中心に利用できるそうですが、
今後は、お花や雑貨などプレゼントの種類を増やしたり、海外での利用も視野にいれていきたい、とのことでした。

Welcome to giftee from giftee official on Vimeo.

続いて、同じく「未来の仕事」卒業生の田中翼さんから
大人向けの就業体験ができるサービス『仕事旅行社』について。
http://www.shigoto-ryokou.com/
働いてお金をもらうのではなく、お金を払って気になる仕事を体験してみる大人版のキッザニア。
実際に働く人の話を聞いて、実務を体験して、わからなかった点を質問してみる、
というのが1日の流れ。最近の人気コースは「【花屋】を体験する旅」だそうです。

また「自分の本をつくる方法」からは、絵本作家のたなか鮎子さんがご自身の
著書『かいぶつトロルのまほうのおしろ』の出版についてのお話などしてくださいました。
その他5月から始まる新講義「ソーシャルアクション学」の野村教授や、
先日第1期が終了した「カーボンで自転車をつくる」の西教授やキュレーターの清田さんなども駆けつけてくださり、
とてもゆるやかな雰囲気で、卒業生の活躍を楽しく語らうことができました。
卒業生も、教授も、キュレーターも、はじめての人も、
みんなが繋がるフリユニクラブは毎月第4土曜日に開催。
来月は5/28(土)の予定です。お楽しみに!!



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