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人間が本来備えている創造性を刺激し、人々が能動的に街に関わる状況をつくっていく“プレイスメイキング(場の創造)” が、エリア再生の要として注目を浴びています。土地の可能性を引き上げて活性化するために、公共とプライベートのセクターが協力し合い、新たな活力をどのように生み出したらよいのか。ハード先行型の開発ではなく、人間の居心地の良さから発想し、ボトムアップの場の賑わいづくりから、その場所由来のカルチャーに発展させている実践者たちに語って頂きます。

次なる都市の状況を構築する一般社団法人Creative City Laboの発足第一弾は、ブルックリンに本拠地を構えるTotemの共同代表 J. Manuel Mansylla氏を迎え、COMMUNE 2ndをプロデュースした黒崎輝男氏、SPEAC 共同代表 / 東京R不動産ディレクター林厚見氏、UR都市機構秋山仁雄氏らと共に様々なアイデアを論じていきます。

【時間】
19:00開場
19:30〜21:00 トークセッション
21:00〜21:30 質疑応答

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【ゲストスピーカー】
J. Manuel Mansylla 氏(Totem共同代表、都市デザイナー)
グアテマラ出身。大学在学中にグアテマラ市の地域を現代の芸術と技術のハブに活性化させる革新的なプロジェクトをリード。「特別地区」の創設に向けて、公共および民間セクターと協力して地域のブランドアイデンティティ、土地利用、公共スペース戦略を変革した。2006年ブルックリンに移住。未活用資産を活性化し経済的可能性を広げるための変革プロジェクトに特化したデザインスタジオFANTASTICAを設立。ニューヨーク市運輸省(DOT)パブリックプラザの創設、ブルックリンのダウンタウン、パークスロープ、ハドソンヤード、ダウンタウンブルックリン、イーストニューヨークの各地にあるDOTストリートシートの市街地基準の開発、ブルックリン・テック・トライアングルの新しいダンボ・ハイツ開発のための屋外スペースの設計。2005年コロンビア大学にて「Best Guatemalan Architects under 40」に選出された。

【一般社団法人Creative City Laboメンバー】

黒崎 輝男(Creative City Labo 代表理事)
「IDEE」ファウンダー。現在、流石創造集団(株)、メデイアサーフコミュニケーションズ、自由大学、古民家再生機構など様々な組織・立場での活動を展開し、さらに「Farmers Market @UNU」「IKI-BA」「みどり荘」「COMMUNE 2nd」などの「場」を手がけ、新しい価値観で次の来るべき社会を模索し続けている。
林厚見(Creative City Lab理事 / 株式会社スピーク共同代表 / 「東京R不動産」「toolbox」ディレクター)
1971年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科(建築意匠専攻)、コロンビア大学建築大学院不動産開発科修了。経営戦略コンサルティング会社マッキンゼー&カンパニー、国内の不動産ディベロッパーを経て、2004年より現職。現在は「東京R不動産」「R不動産toolbox」のマネジメントのほか、建築・不動産・地域などの開発・再生のプロデュースを行う。共編著書に『東京R不動産2』『だから、僕らはこの働き方を選んだ』『toolbox 家を編集するために』『2025年の建築 新しいシゴト』等。
本村拓人(Creative City Lab理事)
米国留学中アジア、アフリカを放浪した経験から新たに貧困の定義(=想像力が枯渇している状態)を提唱。2009年に株式会社Granmaを設立し、個人のクリエイティビティを高めることでこの「貧困」問題解決に取り組む。2010年に「世界を変えるデザイン展」を企画·運営。2015年には
Granma services & consulting Indiaを設立。アジア・アフリカ でのサステナブルシティ(持続可能な都市開発)や地域創生を目的とした事業を開始している。このほか、国内外110カ国以上を回りながら創造性が発揮される都市や地域の特異性に焦点をあて多数メディアやCivil University / collegeにて講義を展開するRadical Journalistとして活動。2016年よりプロデゥーサーとして日本の地域創生を長崎、福岡、仙台、秋田、福島の5つの地域で展開している。
【当日はブルックリンワイナリーのワインもお楽しみ頂けます】
ニューヨーク(NY)州のワインを専門的に扱うインポーター、GO-TO WINEさんのご協力によりブルックリン、ウィリアムズバーグにあるアーバン・ワイナリー「Brooklyn Winery」のグラスワイン販売も致します。

「Brooklyn Winery」
インターネットのスタートアップ企業で同僚だったブライアン・レベンソーとジョン・スティアーズの2人によって2010年に設立。ブドウはフィンガー・レイクスやロングアイランドから購入し、ブルックリンの醸造所でワインを造り、併設されているバー&レストランでワインを販売・提供。地産地消を大切にするブルックリンの人々に上質なワインと食事を提供すると同時に、ワイン教育やイベントなども多数開催。早くもNYCで最も注目されるワイン・バーの一つになっている。

主催:一般社団法人Creative City Labo、自由大学


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