トークライブpart1の「その道で行け!-己の道編-」に続きまして、IID Galleryではトークライブpart2「道を信じる!-生き方働き方編-」と題し、ベンチャー企業を経営する西村琢さん(未来の仕事)、NPO法人を立ち上げた堀江由香里さん(生き方デザイン学)、文筆家というフリーランスとして活動をしている深井次郎さん(自分の本を作る方法)をゲストに信じた道を生き方・働き方という観点で語って頂きました。
トークは、それぞれの生い立ちが現在携わっている仕事や生き方にどの様な影響を及ぼしているかの話から各々の道の選ぶ時の判断の仕方まで幅広く展開していき、一言一句聞き逃さない様にと、会場の雰囲気も真剣そのものでした。
今回は特に印象的だった二択(二つの道)の選択にフォーカスしていきます。
【深井さんの二択の選択】
人が人生の舵を切る時に、目標をしっかり立てて、そこに行きつくために逆算した行動を取る『目標達成型』と”今”現在の楽しい方を選択し行動する『現実展開型』の二つに分けられます。私は展開型よりですが、何かの二択に迫られた時、両方出来ないかをまず考えて、それでも決断できない場合は、リスクが大きい方を選択します。リスクが大きい案が候補に残っているのなら、実はそれを選びたがっている自分がいると考えた方が良いですね。
【堀江さんの二択の選択】
私も危険な道を選びますね。単純にリスクが高いほうが、ライバルが少ない気がします。選ぶことを悩むのではなくて、選んだ道を全力で突き進めば失敗とは思わないのではないでしょうか。これは生い立ちにも関わってきますが、母がこういう考え方だったので、影響を受けているようです。
【西村さんの二択の選択】
僕の場合はちょっと考えて、結論がでないときは人に振ったりします。リーダー=決める人ではなくて、思い入れのある人が本来ならば、決める人なのだと思います。すべてを自分で決めるのではなくて、その分野が得意のやつに聞いたほうがよい方向に進んだりしますしね。回答権を持ち続けないことがポイントです。
いかがでしたか?
これをきっかけに、自分の選択の基準を改めて振り返ってみても良いかもしれませんね。
道を選ぶことは、必ずしも安全な道を選ぶことではない、ということを気付かせてくれたトークライブでした。