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自由大学、新しい試み。創業スクールキックオフ。

自由大学クリエイティブ創業スクール説明会レポート

先日、渋谷のカフェ(THE GUIGUETTE by MOJA)にて、9月から始まる自由大学クリエイティブ創業スクールの開講に先立ち、キックオフイベントが開催されました。

 

当日の様子を振り返ってみます。
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当日は土曜日の10時半にもかかわらず、100名近くの人が集まり立ち見が出るほどの大盛況でした。普段のキャンパスとは違った、カラフルでかわいらしい店内も起業に関心のある方の熱気で溢れています。

 

第一部は、自由大学ファウンダーの黒崎輝男さんより、クリエイティブな仕事のつくり方についてのお話をご自身の体験談、仲間の創業者のお話を交えながらお伺いしました。

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数あるお話のなかから、特に印象に残ったのは、カレー屋さん開業の話。

起業となると、まずはレシピを考えて、事業計画を考えて、、と考えがちだが、

大切なのは、スパイスとはなにか、カレーとはなにかを問うこと。

 

それは、歴史や社会的背景を知ることだったり、好きなカレーを探すことだったり、貧乏旅行でもいいからインドに行ってみて、カレーとはなにかを考えてみることであるという。

 

起業において大切なことは、このような「問題設定のセンス」であるといいます。

 

自分が本来したいことはなにか、仕事とはなんなのか、なにを仕事にするのか、なにが問題なのかを問い続けることが大切だ、という黒崎さんのお話は常に刺激的です。

 

続いて、それぞれのコースのキュレーターによるパネルディスカッションです。

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左手:第二創業再チャレンジコース担当:望月暢彦さん(新規事業開拓家、社内起業学教授)

中央:ベーシックコース担当:大内征さん(アウトドアプロデューサー、東北復興学教授・東京日帰り登山ライフキュレーター・アイデアスケッチデイズキュレーター)

右手:女性起業家コース担当:和泉里佳さん(自由大学学長)

 

ベーシックコースを担当する大内征さんは、2年前に起業した経験を、第二創業再チャレンジコースを担当する望月暢彦さんは、一度起業に失敗した経験を、女性起業家コースの和泉里佳さんは、出産を機に子供とともに働く経験をもとに、それぞれの働くことについての価値観、体験談をありのままお話してくださいました。

 

ある創業者によると、起業において大切なのは、「観察力」なんだとか。

たくさんの事例、世の中の人をみて、観察することがとても大事なんだそう。そのためにも今回のような創業スクールは、コミュニティーとして心強く、起業するうえで重要な仲間ができるきっかけにもなるのではないでしょうか。ここから、仕事が生まれたら素敵ですね。机上の勉強だけじゃ学べないこと、自由大学ならではのカリキュラムや素敵なゲストに乞うご期待です。

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第三部は実際のカリキュラムについての具体的な説明事項がありました。

みなさん、熱心にメモをしたり、イベント後も興味深そうに話を聞いていたりする様子が伺えました。

今回は特別に、MOJA特性の自由大学ランチを用意していただき、午後からはフリユニクラブです。レポートはまた次回。

 

ベーシックコース、第二創業再チャレンジコースはまだまだ募集しています。なお、ベーシックコースは書類選考となります。ぜひみなさまのご応募お待ちしています!

 

(text ぽろり



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