ピープル

庄司 弥寿彦

庄司 弥寿彦

社会課題とビジネスのかき混ぜ屋

プロフィール

 一般社団法人ALIVE 代表理事
一般社団法人OTD普及協会 代表理事
合同会社CONNECTIVE 代表社員

1972年兵庫県姫路市生まれ。京都大学経済学部卒業後、1995年サントリー株式会社入社。

2016年サントリーのグローバル人事のマネジャーとして、ALIVEの前身となる異業種混合型次世代リーダー研修「モルツ・プロジェクト」を主催。その際、「社会的団体の想いに、ビジネスのリソースをつなぎ、変化を巻き起こす」ことをライフワークとして強く認識する。2017年ALIVEを発起人として立ち上げ。その後異動していた駐在中のNYからオンラインで一年間参画。

2018年3月サントリーを退社しALIVEの代表理事に就任。5月社会課題解決等のプロジェクトマネジメントの受け皿として合同会社CONNECTIVE創立。2019年5月、東京大学バリアフリー教育開発研究センターと一般社団法人組織変革のためのダイバーシティOTD普及協会設立、代表理事就任。

メッセージ

私もひょんなことで、気付いたらサントリーを辞めて、「社会の課題とビジネスをつなげる」という自分の見つけたライフワークの道に入ってしまっていました。

元々は、サントリーのグローバル戦略のための仕事の一環で、多様性の中でのリーダーシップを実践する研修として始めた、ALIVEの前身となるモルツ・プロジェクト。飲み友達中心に声をかけた知り合いの人事の仲間と2016年に実施したプログラムです。企業の次世代リーダーが夢中になって社会の課題に飛び込んでいく様を見て、「継続したい」と仲間と一緒に感じた想いが起点になりました。

このモルツ・プロジェクトやALIVEに至るまでも同じような光景がありました。その場その場での緩やかなつながりから、想いを共有する仲間ができて、一歩を踏み出すと、また次のやりたいことが見えてきた。その連続だった気がします。

今回の教授の高橋さんとの関係も同じです。毎回60人・年間3回転の日本最大級の異業種プロジェクトに育っていたALIVEで、社会の課題の手触り感を大事にしながら、オンラインでどのように対応するか。昨年前半のコロナ禍で悩む中で行き着いたのが、高橋さんが立ち上げられたフェースブックのグループ「オンラインイベント&リモートワークの知見・情報をゆるり共有(ゆる共)」。直接は知り合いでないゆるやかなつながりのグループメンバーから多くのオンラインイベントの主催の知見を得る中で、このようなつながりをすぐさまに立ち上げる高橋さんに興味を持ちました。

今回ご縁があって、その高橋さんを教授に迎え、高橋さんのど真ん中の知見を編集しお届けできることを嬉しく思っています。オンラインのイベントを主催することに止まらず、そこからそのゆるやかなつながりがライフワークにつながっていくことを、ぜひ体験してもらいたいと思います。

この講座を共にする仲間の一人として皆さんと一歩踏み出せることを、私自身一番楽しみにしています。

 

 

※インタビュー記事

■仲間の存在は、組織の枠を超える。「ALIVE」が考える、これからのリーダーシップhttps://www.dodadsj.com/content/190716_alive/

■異業種混合型若手リーダー開発プロジェクト『ALIVE』に大企業が大きな期待を寄せる理由 ~ALIVE & REVIVE  その1~https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=1742  

■50代が活躍すれば企業は強くなる!成熟層向け異業種交流型研修プログラム『REVIVE』レポート ~ALIVE & REVIVE  その2~
 https://www.hrpro.co.jp/series_detail_preview.php?t_no=1762&page=2  

■人生100年時代。日本型雇用慣行を超えて、成熟層がさらに輝く社会・企業へ―社会課題の解決を通して、個人と企業の活性化を実現https://cdlabo.lifeworks.co.jp/supporter/entry000826.html  

■ビジネスのニーズとアカデミアの知の架け橋に 「組織変革のためのダイバーシティ(OTD)研究会」が発足  https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=1740  

■ミキハウス、オリエンタルランドが取り組む「ダイバーシティ×採用」最前線  https://www.dodadsj.com/content/190703_diversity/